上場会社に出資しているのは、銀行に出資している国際金融資本の構成員である。国際金融資本の構成員が上場会社の株式をフィクションし、労働力商品を買うことなく、労働の疎外を土台に、株式に価値を付与して、銀行や証券会社の労働者を使用して売買している。人民が労働疎外済の株式を購入し、価値が付与され、投下した架空資本であり商品である紙切れに価値が付される。

紙切れに付された価値を使って国際金融資本は、国債をフィクションし、購入する。紙切れに付された価値は、別の経済実体に投融資される。

人民が手にした株式をフィクションさせられた上場会社の株式が、国際金融資本が出資設立し、オフショアに登記した企業に売却される。

当該株式は、オフショア企業のB/Sの資産の部に過渡期に載る。議決権又は議案の拒否権を取得する。

オフショア企業に出資している国際金融資本は、国際金融資本が出資し、日本に登記した銀行に当該株式を売却する。

劣後資本となった人民が労働を疎外したことを土台とした利潤に付された価値は、観念上のアメリカという国家ではなく、アメリカ資本経済を含めた資本経済ー紙切れのない地域はないから、共産経済は存在しないーの合算したところの社会との間に、資本関係をフィクションしたユダヤ国際金融資本の全構成員に流れるのである。