東京、竹芝桟橋、竹芝客船ターミナルで、伊豆諸島、小笠原諸島のグルメや特産物が楽しめる「島しまん2018」というイベントが開催されました。

それでは、具体的にどのようなことが行われたのでしょうか。

島グルメが楽しめる飲食エリア

 

くじらよ(テンジクイサキ)の塩焼き串です。

青ヶ島のブースです。

テンジクイサキは、スズキ科の魚でイサキの仲間ではありません。

青ヶ島近海は、時化により漁に出れないことが多く、青ヶ島でも頻繁に水揚げされる魚ではないようです。

傷みやすい魚なので市場に出回らず、青ヶ島で消費されます。

サビ(クロシビカマス)の唐揚げ

大島のブース

クロシビカマスは、スズキ科サバ亜目の魚です。

うまかか棒

青ムロ鯵のすり身、明日葉を練り込んで焼いてあります。

明日葉のパウダーをかけて食べました。

三宅島のブース

お魚コロッケ

神津島のブース

たたき丸

薩摩揚げの中に米、「くさや」が入っています。

式根島のブース

たたき丸(あしたば)

さつま揚げの中に明日葉の佃煮が入っています。

式根島のブース

サザエの入ったかき揚げ丼

利島のブース

にぼし餅

よもぎ餅です。

利島のブース

「かぶつ」シャーベット

御蔵島のブース。

「かぶつ」は、橙の仲間の柑橘植物です。

他にも、海鮮漬け丼(キハダマグロ、目鯛、赤イカ)、島寿司(目鯛、マカジキ、飛び魚、岩海苔)、金目鯛と明日葉のスープ、メカジキのカレー、トコブシ寒天汁、いももち(あめりか芋の干飯)を始め、島のグルメが楽しめます。

島特産の酒も飲むことができます。

さくゆりの根の焼酎と七福味自慢という、あめりか芋の焼酎をいただきました。

各島の特産物も販売されています。

うつぼの干物

利島のブース

うつぼチップス

利島のブース

「うまかか棒」の原料です。

魚肉のすり身「たたき」です。

式根島のブース

小魚の南蛮漬け

式根島のブース

伊勢海老ふりかけ、あしたばふりかけ。

三宅島のブース

他には、金目鯛の開き、くさや、飛び魚のくさや、ムロアジのくさや、八丈島のヤマメの燻製を始めとする特産物が販売されていました。

ステージ・ワークショップ

ステージでは、さかなクンのトークイベントや各地の伝統舞踊が行われていました。

また、染め物、織物、工芸品作りの体験コーナーもありました。

このイベントは、市場に出回らない魚が食べられ、またその食材を買うことができるので、魚料理が好きな人にとって、食べることを通じて様々なことが学べるイベントです。

2018年5月26日~27日 10:00~18:00

竹芝桟橋・竹芝客船ターミナルで開催。

入場無料

アクセス:JR山手線、京浜東北線浜松町駅北口下車。

目の前の通りを直進、徒歩7分