Chuck Jacksonは、1937年7月27日、サウスカロライナ州ウィンストンセーラム生まれ。

Del-Vikingsのメンバーとして、1956年に、I’m Spinning/You Say You Love Me(Fee Bee 218)、1957年にWillete/I Want To Marry(Fee Bee 221)、When I Come Home/I’m Spinning(Dot 15636)を録音。Versatilesのメンバーとして、1959年に、Willete/Cool Feet(Petite 502)を録音している。Fee Beeレーベルに録音した作品は、Golden Classics(COLCD 5010),Fee Bee Titles、Dotレーベルに残した作品は、The Best of The Dot/ABC Recordings(Hip-O 40059)で聴くことができる。

1959年ソロになって、Clock,1960年には、Beltoneに録音。1961年からWandに録音を開始する。

1962年には、I Don’t Want To Cry(Wand 650)が発表される。タイトル曲は、アーリーソウルのBass,Gitarのリフに乗って語尾の崩したりハードなシャウトを見せる。

Any Day Now(Wand 654)は、イントロのオルガン、Gitarのリフ、ストリングスの使い方がアーリーソウルのそれで、地声でヴィブラートを使いながら歌うAny Day Now、The Propet,Drifters辺りに通ずるようなアーリーソウルのWhose Gonna pick up the pieces,1960年代前半のSam Cookeの曲に通ずるようなアーリーソウルのIn real life, ドライヴィンジャンプナンバーをメリスマを駆使してハードなシャウトで歌い、ノーザンソウルのコーラスも付くThe Breaking Pointといった曲を含む。

1968年にMotownに移籍。その後、Scepter,ABC、All Platinum、EMI America、Sugarhillに録音を残す。