役員が高額報酬ーここでは都心の家賃を始め家事関連費、国債すなわち銀行資本の債務の返済から推計して余裕のある年間報酬を1,000万円を高額報酬として話を進めるーを受け取ることはどうか。

成功者を妬むなという実体のない観念を持ち出して煽る低レベルな奴はここでは相手にしない。

当該役員が他の使用人と同じ現場の労働をこなしつつ、マネージメントの仕事をしているのであれば、資本は他の使用人よりも高額の役員報酬を支払う義務があるであろう。

オーナー役員が、資本を労働者に貸出していることをもって金融資本からの借入の保証人となる。金融資本からの借入と金融資本からの工作を請け負うだけのオーナー役員が、国際金融資本との資本関係から役員報酬の額を決める権限はないのであるが、保証を始めとするリスクを持ち出して高額報酬ー生活費を超える部分は現実には国際金融資本からの貸付であるがーを受け取ることはどうか。

金銭を始めとする架空資本による保証であろうと、実体のある資本による保証であろうと、担保に供された資本の処分権はその段階で経済上は金融資本に移る。法律上の権利は移転させずに金融資本は義務を免れる。

役員報酬の積み増し分は労働者に転嫁される。

労働者は資本、生産手段を持たないから、労働を継続して提供せざるを得ない。

労働力商品として支払われた金員に低い価値属性を付与されたら生活し労働を継続して提供できないのである。

金融資本は中央銀行と資本関係があるから、すなわち中央銀行は民間銀行であって、国債を発行して架空資本をオンライン上数字上いくらでも価値を付与したことにできるから、ー日銀資本による国債引受けすなわちオンライン上の架空資本の発行は日銀資本以外の現実の労働者からの借金であることに注意しなければならないー産業資本が金を返せなくなっても破産することはありえない。

産業資本は、大量受注、納期の短縮を拒み、借入をしないこともできるし、国際金融資本からの借入返済義務も交渉を通じて引き延ばすこともできる。資本がなくなったら破産させることも法律上できるのだ。

産業資本は生殖による労働力を再生産を法律上しないこともできるのだ。

産業資本の永続は国際金融資本にしかメリットはないのだ。

産業資本のいうリスクは実体のない観念である。破産することのない国際金融資本への資金提供を労働者の賃金よりも優先させることはいかがなものか。

資本がなくなるまでは自由意思の余地なく債務超過であっても国際金融資本に存続させられる。産業資本は、労働者の労働の賃金に疎外することなく一労働が終了する毎に価値を付与して実際に支払って破産後も生活を可能にさせなければならないのではないか。