現場保管、会社保管、本人保管の複写式三枚綴り手書きの日割りの勤務実績通知書について、現実の労働に基づいて記入して担当印をもらった後、現場が預かる控が、契約終了前に紛失したり、現場が預かっていたりして記載した労働者の手元にない場合、原記録を後で破棄するから、最初から書き直して欲しいと言われて計2枚を書くことになる。

資本増殖の土台は労働であるから、資本関係、生産関係を土台に当初申告が現実の労働より少なく申告することを余儀なくされたのであれば、労働者は現実の労働過程を別途記録しておいて、当初申告を取り消させ、現実の労働に基づいて資本に賃金の支払義務を課すことができる。

しかし、現実の労働に基づく原記録が見つかって記載前後で食い違いがあった場合は、後で改竄したとして資本から労働を疎外されたり、新たに記入した勤務実績通知書に原記録と同じ数値を記入したとしても二重請求したとして資本から労働が疎外されたりすることの原因となるから書き直しには応じてはならない。労働者の不利益に書き直しをさせられるかもしれない。

原記録の内、手元に残る控の上から複写式で現場控の存在がどこにあるか不明になった段階以降の労働分について記載し、本人控か会社控をコピーして労働者本人がコピーして保管し、本人控を現場担当者に渡すか、現場控の存在がどこにあるか不明になった段階までのものは本人控をコピーし労働者が保管し、本人控を現場担当者に渡した後は、別の紙に現場控の存在がどこにあるか不明になった段階以降の労働の実体を記載することをする必要がある。

使用人の中には、派遣先法人の手間をかけるな,派遣元、派遣先法人の利益と自分の給与をもらうことのどちらが大切なのかと問うたり、派遣先と派遣元のノルマが違ったらどちらに従うほか、派遣先は絶対派遣先の言うことは絶対だと言う者がいる。

法人の所有者は資本である。使用人の仕事が早く終われば資本はそれだけ多く資本を増殖でき、増殖資本の資本の取り分は増え、別の仕事を無償でやらせることで更に資本は増殖し、増殖資本の資本の取り分は増える。

可哀想に資本が創設した奴隷の道徳に洗脳されちまってるぜ!洗脳されていなくても、日和ってんじゃネエよ。

派遣先は労働者にノルマを課したり生産関係を法律上課すことは認めさせていない。

派遣先が派遣元と労働者の雇用契約を超えて義務を課することを認めてしまえば、派遣先との契約よりも過重なノルマを課して超過分につき無償労働をさせること、すなわち偽装請負ができてしまう。資本を持たない労働者は経済上弱い。労働力を提供せざるを得ない。給料がなければ生活できない。

弁護士や社労士や税理士は資本の味方で助けてくれない。労働者は、経済社会法律を勉強し資本から疎外された利益を取り戻さなければならない。奴隷の道徳を洗脳された者がいる限りはいつまでも搾られっぱなしである。