米国に存在するFRBは、FRBの架空資本を所有している民間金融機関の架空資本を所有している国際金融資本との資本関係、それを土台とする実体関係から劣後金融資本、産業資本への投融資を増加させ、市場に流通する現金、複数の現金商品と引換に発行される預り証である紙幣の名目上の量は増加する。

民間金融資本の所有を通じてFRBを所有する国際金融資本は、FRBを所有する民間金融機関の所有を通じ、日本に所在する大手金融資本、日銀株を30%から40%、日本の大手金融の所有を通じ国債を所有することを中央銀行の所有義務から余儀なくされるから、日本の劣後金融資本、産業資本への投融資が増加し、市場の現金、紙幣の名目上の流通量は増大する。

法人はその意思に関係なく現金を消費して他の経済実体に貸与するか、生産手段を購入し、労働者に貸与し、労働を疎外し、疎外した労働を資本に転嫁し、生産量、商品を引換に現金を取得し価値属性を付与し、国際金融資本に増大した資本を所有させることを余儀なくされる。

法人収益の増大に併せて、生産過程の回転数、生産量の少ない、疎外した労働を資本に転嫁させる量の少ない労働者を解雇できる法制度を創設する動きがある。

既に中央銀行を所有する国際金融資本の紙幣発行権の存在により、全ての経済実体は労働しなくても生活できる。日本のインフラ、通信は整備され、社会は人民にその利益は人民に分配されていないが、人民が生活していく上でこれ以上発達しなくてよいところまで発展した。これは資本がもたらしたものではない。

紙幣や株券は価値属性を備えておらず、発行するだけでは価値が増殖せず、労働力商品と引き換えに引き渡されたされることを余儀なくされる商品である。

現金商品に価値属性を付与して金融資本の名目上の資本を増加させ実体あるものと社会に認めさせた。国際金融資本は、現金を預り紙幣を発行し投融資するだけで労働や生産や消費を行わずに社会の利益の大半を所有する。

国際金融資本は、担保名目で資本を取り上げ消費することなく使用することなく他に貸与したり、引渡して資本を増殖する。

社会の発展は現業を行わせられた労働者の労働によるものである。

労働者の労働は疎外され賃金が現実の労働分支払われていないから、資本は労働者が生み出した便益を奪って生活をしているのであって労働者の労働なしに利益を享受することはできなかったのである。

資本は、労働量、生産量の少ない労働者の労働を取り上げて反論する。

しかし、現実には、労働者は、労働や生産の量が少なく資本に転嫁する量が少なくとも、生活過程の内の労働過程の過程は、資本に拘束されている。

資本を所有しない労働者は生活過程を売らなければならない。

全ての経済過程が手にしている紙幣は国際金融資本が発行したものであり、その資本関係から生存義務が課されている。

労働者に投下された資本を超える利益というのは経済上の実体はないから、労働者に資本を儲けさせる義務はない。

投融資元本分を回収できず資本が減少してとしたとしても、資本関係により労働をせずに他の経済実体たる労働者に労働をさせたことが土台であるから資本が損失を負担する義務がある。拘束された生活過程の分は給与が支払われなければならない。

国際金融資本は創業者との資本関係から中央銀行の所有を明け渡して産業を興し投融資を受けて純資本を減少させることをしないことを義務づけられている。

石油や原子力に投融資して戦争を行わせ、名目資本を拡大させ、中央銀行の名目資本と紙幣発行の架空の根拠、方便を用意しておかなければならない。

劣後金融資本、産業資本への投融資が増加し、資本が増殖すれば、増殖分をも石油、原子力への投融資が行われ、労働者には分配されない。

各法人は、国際金融資本の中央銀行の所有関係から資本の増殖を余儀なくされ、残業は労働者の自由意思ではなく労働過程と引き換えに支払われた金銭だけでは生活できないから、資本との生産関係に応じているのである。

資本を持たない労働者は、解雇されると、再就職できないと、生活保護が受給できなくされると、産業を興して国際金融資本から投融資を受けるか、男に抱かれ無償による性労働をして労働力を再生産して国際金融資本を儲けさせるか、軍隊に入隊することを余儀なくされる。

労働者は資本がないから、多くの資本の増殖をもたらさず、労働をせずに賃金を手にしても、銀行株の購入を通じて中央銀行の架空資本を所有することはできないし、石油、原子力への投資を通じて戦争に投融資することはできない。

同じ労働をしない国際金融は石油、原子力への投融資を通じ戦争を行わせることができるのである。資本を増殖させないことをもって労働者を解雇することはできないといわなければならない。