main Alubm
A(1)Creation(Prologue) (2)It’s just Begun (3)Troglodyte (Cave Man) (4)You Better Be Good(Or The Devil Gon Getcha) (5)Psyche
B(1)L.T.D(Life Truth & Death) (2)My Brightest Day (3)Bad (4)I Promise To Remember (5)Creation(Epilogue)
career
2012年に入ってからも、ソウル・R&B界のアーティストの訃報が相次いでいる。70年代soul,Funkシーンで活躍したJimmy Castor Bunchが1月16日に亡くなっていたのである。
Jimmy Castorは、1940年6月20日生まれ。1950年代からDoo-wopシンガーとして活動を開始し、Why do you fall in love のヒットで有名なFlanky Lymon & The Teenagersに「I Promise to remember」という曲を書き、自らも、Jimmy Castor & The Juniorsとして同曲を録音している。Juniorsでは、解散前にもう一枚 This Girls Of Mineというシングルを1957年初頭にAtomicレーベルから出している。尚、短期間ではあるが、Teenagersにも在籍している。原曲もFlanky Lymonのカヴァーも、コーラスアレンジといい、ハードなサックスといい、いかにも1950年代のかっこいい曲である。
その後、Clintonian Cubsというグループで、1957年に、She’s Just My Sizeを録音し、更に、The Casalsを結成し、1959年に、Yesterday My Heartを録音している。この時代の曲は「I Promiss To Remember Yesterday」(Crystall Ball PRI #104)という編集盤で聴くことができる。
Dave’Baby’Cortezの1962年のRinky Dinkという曲でテナーサックスを吹いている。1963年には、Jimmy Castor Quartet名義で、Poor Loser / Oh Suzzanaという曲をマイナーレーベルに吹き込んでいる。更に、1965年にデトロイトサウンドのようなIt’s OK、Bass partをサックスが担当するDoo wopのDream After、ノーザンダンサーのBlock Partyースキスキソングがこれに似ているーをJetsetに録音し、Decca,Smashにも録音を残す。この頃の曲には、Vee-JayのアーリーソウルみたいなIt’s What You Give、ニューオリンズのブラスファンクみたいなTrudie Place、Hangin’ Outもある。これらは、From The Rootsに収録されている。
1966年「Hey leroy your mamas callin’ you」のヒットをSmashから放ち、「Hey Leroy」というアルバムを発表。Smashの後は、「Soul Sister/Rattle Snake」Compass(1968)、 Capitol(1968-1969)、Kinetic(1970)でシングルを発表する。
Jimmy Castor bunchというグループ名になってからは、RCAから「It’s Just begun」「Phase two 」「といったアルバムを発表する。
前者には、A(3)のTrogodyte(Cave man)(US 6位、R&B 4位),A(2)のIt’s just begun等の人気曲が含まれ、ブレイクビーツの有名曲となっているが、個人的には、B(4)のI Promise to rememberがDoo-wopのテイストが取り入れられていて気に入っている。Jimmy Castorには、King Kongという曲もある。メンバーのゲイリートーマスは、後にファットバックバンドに加入する。
[Discography]
Hey Leroy Mama’s Callin’ You 1967年
It’s Just Begun 1972年
Phase Two
Dimension Ⅲ
The Everything Man
Butt Of Course
From The Roots
Super Sound
E-Man Groovin’
Maximum stimulation
Let It Out
The Jimmy Castor Bunch
C 1980年
Return to Leroy 1983年