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<p>今年に入ってから、R&B・ソウル界において、訃報が相次いでいるが、今回は先月1月20日に亡くなったEtta Jamesについて取り上げてみたいと思う。

エタジェイムズは、1938年1月25日生まれで、1955年にHank Ballard &amp;Midnightersの「Work with me Arnie」のアンサーソング「Wallflower aka Roll(Dance)with me henry」がヒットしている。きれいな転がるようなブルースピアノとThe peachesのメンバー(コーラス)との掛け合いが楽しい曲である。

同曲を含むアルバム「R&amp;B Dynamiteには、ブルージーな「W-O-M-A-N」、ハードなSaxも登場するスピーディなシャウトナンバー「Tough lover」、ジャングルビートのノベルティタイプの曲「Market place」、軽快なHickory Dickory dock」、なお、同曲には、今年亡くなったJohnny otisが関わっている。

他にも、The Moonglows(メンバーにはMarvin Gayeがいた)のメンバーでThe Monitors, Newbirth, Love, peace&amp; Happiness等をプロデュースしたHarvey Fuquaとのデュエット「If I can’t love you」等もある。

1960年代に入ってからは、ライブ盤の「Rock the house」、シカゴ録音の「Call my name」、「Loosers Whispers」、マスルショールズ録音の「Tell Mama」、編集版には、「peaches」、「Juicy peaches」等がある。

60年代の代表作には、something got a hold on me, All I could do was cry, At last, I’d rather go blind, Tell Manma、カヴァー曲としては、 Otis reddingのSecurity、Just one more day等がある。

ハードなエタジェイムズのシャウトとイントロのハモンドオルガンとピアノアレンジ、ニューオリンズのGuitar Slimみたいなギターリフが印象的なスローバラード「Stop the Wedding」もかっこいい。70年代にも「Come A little Closer」の名盤がある。</p>