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メジャーレーベルから発売されていて、プロデューサーやシンガーとして有名であるにもかかわらず、これまでCD化されていなかった作品がある。そうした作品がこちらが予想していなかった時にCDとして再発されていることがある。Maurice Starr「Flaming Starr」などもその例であり、bmr最終号に掲載されていたので当方も再発の事実を知ったのである。 内容はというと、ベースの進行、ブラスセッション、コーラスワーク、ストリングス、シンセ等の使い方が70’S Funk的な(1)、(2)(5)(7)、曲調、ギターのオカズ等がサムクック、ベンEキング等の60’S で、それ以外のパートが70’sFunkといった感じの(4)、70年代後半のメンフィス~ナッシュビル辺りのスローバラードを思わせる(3)(6)、ピアノを中心としたシンプルなアレンジながらモダンな感じのスロー(8)、ミーターズをはじめとするニューオリンズFunk的なボーナストラックの(9)などがある。