過去に作ったことのある料理を学び直して見る。そこに、新たに得るものがある。

料理に限らず、全てのことにおいて言えることですが、自らの経験だけでは、進歩は、しません。

過去に作ったこと、したことのある人から学ぶ、すなわち歴史から学ぶだけでは不十分です。

現在進行形で、別のところ、住んでいる場所だけでなく、レベルの上でも別の世界にいる人から学ぶことが大切だと思います。

過去に自分がしたことのある料理についても、もう一度学び直してみることが大切だと思います。

東京ジャーミーでは、トルコのシェフの方が教えて下さる料理教室が毎月開催されています。

今回、学んだのは、トルコ料理イマームバユルドゥという茄子のオリーブ煮です。

イマルバユルドゥ(茄子のオリーブオイル煮)、シェヒリイェリピラウ、デーツ(なつめやし)、ハルワ。

トルコの夏は、非常に暑く感じられます。マルマリス、ボドルム、フェティイェ、アダナ、アンタルヤ、シャンルウルファ、ジズレなどでは、50度を記録したことがあります。エーゲ海地方やアダナは、湿気を感じ、アスファルトの照り返しなどで更に暑く感じられそうです。

イマームバユルドゥは、トルコでは、夏に食べる前菜です。2~3日冷やして食べることもあります。

バターライスと一緒に食べられます。掛けご飯にはしません。セモリナ麦が入るとバターライスはピラヴになります。ピラフは、トルコ発祥の食べ物です(レバノンという説もあります)。

ピラウはトルコ語で、ウイグル~ハンガリーでもピラウと呼ばれます。

トルコでは、米はおかずとして食べられます。

冷たくして食べられますが、温かい内に食べてもいいそうです。肉は、入りません。

茄子に挽肉を入れるとカルヌヤクという料理になります。鶏肉を入れたり、塊肉を入れる料理もあるそうです。

調理のプロセスは、十人十色で面白い。

イマームバユルドゥに使われる材料・・・トマト、ピーマン、ニンニク、玉葱、黒胡椒、砂糖、塩、サルチャペースト(トマトペーストのこと)、オリーブオイル。

茄子は、ニコチンが含まれるので洗ってから料理されます。

茄子に穴を開けてからフライパンにオリーブオイルを入れることも、オリーブオイルを塗ってオーブンに入れることもあります。

玉葱を2~3分炒めてからピーマンを入れると苦味が消えるそうです。ニンニクは、微塵切りにします。

唐辛子は、弱火で炒め、唐辛子を早めに入れると長持ちさせることができ、後の方に入れると酸味が出るらしい。

唐辛子は、バターとトマトを入れると味が変わります。

茄子は、ナイフとフォークで切り開き、炒めたトマト、ピーマン、玉葱を茄子に詰めていきます。

余った野菜炒めは、オーブンに入れて焼かれたり、煮込まれたりします。

次に水で溶かしたサルチャペースト、パセリ、人によってはクミン、カレー粉を掛けてオーブンに入れます(トルコではカレーは人気があります)。オーブンで焼いてから、最後に掛けることもあります。水で溶かしたサルチャペーストにレモン汁を入れる人もいれば、焼き終わってからレモンを搾る人もいます。

これで、完成です。

完成後のものが一番上の写真です。

今回の講習に参加した各人がそれを頂きます。

茄子のオリーブオイル煮は、作る人によって様々なアレンジがされていて面白いです。

東京ジャーミーにて、2016年12月17日13:00~15:30に開催。

受講者自体は、調理しません。

エプロン、調理器具など持参するものはありません。

実演の後、試食があります。

会費1,000円

要事前申込み。