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クルドの新年祭ネブロスに行って来ました。ネブロスは、毎年春分の日に蕨市民公園で行われています。

2014年以来2年ぶりの参加です。

今年も10時スタートで、私も開始前に先乗りしましたが、開演の準備が行われ、続々とクルド人の方がやってきました。薄曇りで、日差しが強くなったと思ったら、強くはないものの冷たい風が吹いており、まだまだ肌寒い。

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開演して間もない頃から、羊肉のケバブが焼かれ始めます。

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今年は、今までよりも、唐辛子の量がアップしています。辛いものフリークとしては嬉しいところ。焼き上がりが楽しみです。

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ケバブサンド。2年前に食べたときより、辛味はアップさせてあります。木炭で焼いた本格ケバブ、アダナ、ガジアンテップ、ディヤルバクル周辺の味ですね。

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“シシ”(串焼きのこと)とorderすると、串焼きが食べられます。豪快に食べるケバブは格別でした。

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こちらのケバブサンドは、生玉葱を唐辛子で和えたものが入っています。更に本格的な味でした。

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アイリャン(ヨーグルトドリンク)。クルド人の方の自家製。しっかりと塩味が付いていてヨーグルトの味を活かしています。

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色彩豊かに感じさせる民族衣装。

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日本人の参加者は、まだまだ、少ない。

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祭典が進行していくにつれ、暖かくなってきましたが、空は未だ高い。ネットの桜の開花予想は明日21日ですが、先ず咲かないでしょう。電車で7~8分分足らずで東京北区の蕨で蕾が裸ですので、東京でも同じでしょう。
アフリカ人や東南アジアの人同様、クルド人の大人も子供も携帯電話を所有している人は100%といっていいほど、スマホを持っています。ガラケーの人はいません。

小学生以下の子供達は、顔立ちは日本人と異なるが、日本に生まれ育ったので、日本人と同じイントネーションで話しをする。

私は、十代の頃は、公立学校で育ったが、その頃は、学年には、日本人、韓国人、中国人しかいなかった。フィリピン人すらいなかった。アフリカ人や中東地域の人達は、昭和末期まで、全くといっていいほど見たことがなかった。私が十代の頃と現在とは、まるで違うのだ。

出身がどこであろうと、労働の対価は全て支払われなければならない。世界各地の労働者は、貸付けをフィクションされてて、争いをフィクションさせられて、戦わせられてきた。あらゆる地域の出身者が交流し、共生し、政治の介入する度合いは薄まってきているが、TPP、成長戦略、移民政策に利用されることなく、世俗的で楽しいイベントになっていって欲しい。