これが、アメリカ南部のソウルフード”キャットフィッシュバーガー”だ!。
キャットフィッシュバーガーを作りました。キャットフィッシュは、鯰のこと。
鯰は、しっとりとした、柔らかい白身の魚。
アメリカ合衆国の料理です。
西アフリカ出身の人々が従来から食べていた料理です。
主に、ニューオリンズ~メンフィス~ナッシュヴィル~ミシシッピ辺りで食べられています。
伝説のR&B~ソウルのミュージシャン達も好んで食べています。
そういえば、JBのバックバンドもキャットフィッシュでしたね。
今回使った鯰は、ベトナム産のパンガシウスです。
鯰は、ベトナムでは、カー・チャー、バサ、タイでは、プラー・サワイーと言います。
衣は、ケイジャンスパイス味のコーングリッツでコーティング。
バンズには、鯰フライ、ガンボシチュー、赤玉葱、玉葱、キャベツ、レモン、を挟んであります。
ガンボシチュー。ガンボ(Gumbo)は、オクラのこと。
鯰のフィレ。
[作り方]
(鯰のフライ)
1. 鯰のフィレーを食べやすいサイズに切ります。
2. 鯰のフィレに、塩(マリ、タウデニ産)、胡椒、ドライタイム、カイエペッパー、オレガノ、フィッシュシーズニング(ドライガーリック入り)、ジャークシーズニング(ドライオニオン入り)、バーズアイチリペッパー、パプリカパウダー(コートジボワール産)、クミン、クローブ、シナモンをまぶし、白身を切った溶き卵にくぐらせ、コーングリッツを付けます。
3.フライパンにオリーボオイルを引いて、2.を揚げます。鯰から油がでるので、それほど引かなくても差し支えありません。
4.バゲットに挟む前にもう一度揚げて、合計2度揚げします。
(ガンボシチュー)
1.鯰フライの揚げ油を使って、チョップした大蒜、玉葱(ホワイトオニオン、ペコロス、玉葱)の微塵切り、トマト微塵切り、オクラの輪切り、サルチャペースト(トマトペーストのこと)、乾燥オクラ、クレイフィッシュパウダー(ザリガニの粉末)、シト(小海老のペースト)、マギーCrevette、マギーチキンストック、クノールチキンコンソメ、alalaliチキンコンソメ、マギーブイヨン、ベイリーフを砕いたもの、ワイルドセロリシード、パラペーニョパウダー、カイエンペッパーを炒めます。
2.レッドオイルで味を整え、フライパンに蓋をして野菜の水分で煮ます。
3.火を止め、サドンデスソースを垂らし、タバスコを回しかけます。
後は、スリットをいれたバゲットに鯰フライを挟み、ガンボシチューを鯰フライの上に流し、
その上にキャベツ、赤玉葱、玉葱、レモンを挟むだけ。
[追記]
鯰は、半端なく美味しい白身の魚。
鱈の味を濃くしたような味をしています。
大部分の日本人は、きっと好きな味だと思います。
今回は、キャットフィッシュのフライとガンボシチューを一緒に挟み込んで
2つのソウルフードをいっぺんに食べてしまいました。
アメリカ南部の住民は、
クレオール文化も摂取しているので、
バンズは、フランスのバゲットを用いました。
スパイスで味付けした衣に
ホットなオクラソースが融合して
大変ジューシーな味に仕上がりました。