退職の理由は何だっていいの。

親の介護だって(これなんかは、労働力再生産をさせて、疎外労働をさせてきた国際金融資本が支出しなければならないが)、彼氏(彼女)の転勤先で仕事を探すだって、奴隷労働はもう沢山だでも、旅に出るでも、なんだって構わない。方便で構わない。理由なんか言わなくたって構わない。

労働力商品を売って、労働を疎外される労働者と、労働を疎外して利潤を得る資本とでは、経済上の立場が違うから。

資本は、労働者のいう退職理由に関係なく、退職理由を詮索することなく、退職を阻止することなく、慰留することなく、奴隷解放しなくてはならない。

退職理由について聞かれても労働者は答える義務もないし、契約上の義務が変更した段階で会社に来なくて構わない。法定の期間に退職届けを出していれば、それに書かれた日の翌日から、引き継ぎが終わっていなくても出社しなくて構わないのだ。

バカ女になりすまして奴隷の道徳を洗脳して、退職を留まらせるというマイナビウーマンみたいなステマ記事がメディアには多いね。