労働者が戦争という疎外労働に応じてそれを昭和天皇がスイス銀行に預金してしまったことが、ロスチャイルド、ロックフェラー、その残滓を得る昭和天皇の利潤に付与される価値を高めること、金融資本経済の永続に貢献してしまったのである。
それによって、現在も労働者は、労働を強化され、労働を疎外されている。平和は訪れていない。国家は実体のない観念である。
特攻隊や戦地で死んだ者が守ったのは、金融資本経済である。人民の生命や平和ではない。
戦死した彼等に有難うと言ってはならない。
戦争という労働に応じないことは、日本に所在する労働者にだけ利潤を取り戻すものではない。世界各地にいる労働者の利潤を取り戻すことである。
国際金融資本は、SEALDsを使用して「だって、戦争に行きたくないじゃん」と言わせ、武藤貴也を使用して、各国が平和に向けて努力している現代において、それに参加しないことは利己的態度であるとFacebookや東洋経済で言わせ、そのやりとりを朝日新聞が論じ、平和安全法制に参加することが日本の義務であるとすることは、
一国平和主義が利己的であること言わせ、各国の軍隊と警察によって守られているとすると言わせ、国際金融資本の、疎外労働を土台とする利潤に付与される価値の増大についての後付の方便を用意しているのである。