実体のない架空の紙切れの存在により、国際金融資本は、この架空の紙切れの奴隷となって、民間銀行を出資設立して紙切れに価値属性を付与して民間銀行に投融資をさせて中央銀行の架空資本の交付を受けてきた。

国際金融資本は投融資を続け産業資本に転落し投融資を受ける側に回ることを回避しなければらなくなった。労働を疎外して労働力商品に低い価値属性を付与してそこに利子、配当の方便を用意しなければならない。

よって、国際金融資本は、国家をフィクションして戦争をさせて投融資を受けさせなければならないのだ。

イスラム国は実体のない観念でしかない。

イスラム国のメンバーの価値属性を付与された経済実体、労働者は、戦争を引き起こす源泉となるだけの紙切れを持っていないし、紙切れに価値属性を付与する権限も持っていない。

第二次世界対戦前石油、原子力に投融資をしてきたロックフェラー、ウラン鉱山に投融資してきたロスチャイルド両財閥が20兆円の価値を付して投融資して核開発をさせ、スイスのプライベートバンクを使用させたきた昭和天皇にその見返りとして核開発製造の投融資に参加させ原爆投下を受け容れさせた。

カーライルグループ、ロッキード、ボーイング、三菱、東芝、日立といった大企業が国際金融資本から投融資を受けて分業で兵器を製造しているのに、イスラム国の価値属性を付与された経済実体やアメリカが経済上独立して戦争を引き起こすことができるわけがない。

戦争をさせることができるのは中央銀行の架空資本を得ている国際金融資本だけである。アメリカは実体のない国債を国際金融資本に負わされているから戦争をさせることができない。

労働者にイスラム国とそのメンバーという価値属性を付与して使用して人質を殺害させ、集団的自衛権を主張する安部晋三にイスラム国と呼ばれる集団と敵対する役を演じさせられている国家に2億ドル支払うとの発言をさせ、集団的自衛権の導入を主張する論客に批判をさせ、集団的自衛権に国民の生命を守るためという方便を用意させ、他の国では当然のことという価値属性を付与させるという役を与えて演じさせ、それを資本関係のある電波に放映させているのだ。

武力行使により争うことは、コストの価値が高く付与される。

それだけの金を出せるのは国際金融資本だけであり、国際金融資本から直接、又は国際金融資本から投融資を受けている産業資本数社から投融資を受けなければならない。

人民は、武力以外のコストのかからない、国際金融資本に投融資を受けない方法ー例えば、「ストライキ」、「避妊」、「製薬を消費しない」、「製薬の投与を受けない」-で国際金融資本と争わなければならないのだ。

集団的自衛権という方便を通じて、武力行使を主張することは、軍需産業に兵器を製造させ国際金融資本に投融資を受けさせてきたことに納得してしまうことであり、国際金融資本の思う壺である。

戦争は疎外労働の量が他の労働よりも大きく、利子、配当の名目を付して労働者から搾取し、産業資本、劣後金融の内部留保は停滞又は削減し、国際金融資本の、中央銀行との資本関係は安泰なものとなり、戦争の絶えない世界となる。