労働者は資本、生産手段を有せず、肉体と生活を売り、労働が終わってから生活が始まり、市場において既存の資本増殖の実績を土台にした労働力が金、紙と引き換えられて金、紙に価値属性が付与されて賃金が規定される。

労働者は労働力の限界、労働力の再生産の土台となる必要な価値が金、紙に付与されるのではない。労働力は、資本増殖をもたらさなくなれば、労働と引き換えられる金、紙に低い価値を付される労働力にとって代わられる。

現象面から見れば犠牲にした生活過程に付与された時間によって規定されているかに見える。国際金融資本は、産業資本を使用して資本を労働者に貸し付け、労働者が現実にした労働の価値を疎外し、疎外した労働を資本及び労働疎外済の債務に転嫁し、債務は労働者に課されることで労働者は労働力の再生産の基礎となるか否かに関係ない価値を支給された紙、金に付される。

その価値に基づいて労働力の再生産を国際金融資本との資本関係から余儀なくされている。利益は、疎外された労働を土台に生み出されたものである。

損益計算書上は、生産手段の引渡しを受けて、引渡した金、紙に付された価値と、生産された商品を引き渡して得た金、紙に付された価値の差額が表示されるだけで、労働の実体を疎外し価値のないものとしたことによる利益創出の過程がわからない、すなわち、個々の労働の実体に基づいて支給される金、紙に付され、疎外された価値がいくらであるのかがわからない。

損益計算書の給与勘定は、疎外された後に支給された紙、金に付された価値であって、労働の実体に基づいた価値がいくらで、疎外された価値がいくらかがわからない。

現場労働に基づく価値が疎外されたものがいくらか、現場労働の分業上の調整労働、国際金融資本との資本関係に基づく工作労働に基づく価値が疎外されたものがいくらかがか損益計算書上からはわからず、付加価値に関する経営分析をするまではわからないのである。

資本が投下した資本を源泉に、全ての価値が生み出されたかのように会計上の利益は表される。

土地や紙や金、架空資本、権利は、法人、経済実体に投下しただけでは利潤(剰余価値)を産まず、投融資を受けた法人、経済実体が労働者に資本を貸し付けて労働を疎外することで利潤を産むのところ、恰も、投融資をした金融資本が直接、労働者に資本を貸し付けて疎外労働をさせたのであれば得られたであろうという実体のない観念を、国際金融資本が実体のあるものと法律行為により社会に認めさせたものが地代、利息、配当、使用料であるから、

地代、利息、配当、法人税、使用料は、経済上、現実には法人の利潤を構成し、経済実体の利潤の一部を構成し、

銀行借入も経済上は資本であるから、法人資本、経済実体の資本すなわち国際金融資本、土地所有資本、土地資本は国際金融資本に借入をしているから資本関係により法律の実体関係が課せられ、資本を現実には取り上げられて担保の名目が付されているから国際金融資本に利潤が分配されたものである。

法人税が課税された後の利益から利子、配当、地代が分配されるのではない。

労働者に負担が転嫁された地代、利子、配当、租税の内、地代、利子、租税を恰も国際金融資本が負担したかのように表示したものが.会計上の利益である。