<p>Jonnie Taylor、本名Jonnie Harrison Taylorは、1934年5月5日アーカンソー州生まれで2000年5月31日にテキサス州ダラスで亡くなっている。

Jonnie Taylorは、1950年代にハイウェイQC’sでゴスペルを歌い、1954年2月にTommy HuntもいたDoo-wop groupのFive Echoesに加入し、SabreにSo lonesome、Vee-jayにTell me baby、Evil woman、Tastee freezeを録音する。Five Echoesの作品は、Sabreレーベルに録音した作品がCollector’s Showcaseで、Vee-Jayレーベルに録音した作品がPanorama R&B Groups(UPS 2269V)で聴くことができる。Five Ecoesの作品は、他にもいくつかのコンピレーションで聴くことができる。

1957年にソウルスターラーズに加入し、60年代前半にサー/ダービーに録音をする。サー時代の録音は、Sam Cooke「Sar Records Story 1959-1965」で聴くことができる。

1965年スタックスと契約。

ファーストアルバム「Wanted one soul singer 」を発表する。同アルバムには、トリルするブルースピアノ、ディープなホーンのスローナンバー「I got to love somebody baby」、静寂なホーンにビョンビョンのピアノアレンジのスローブルース「I Had A Dream」、50年代から60年代のR&B、アーリーソウル風のミディアムナンバー「Just The One」といった曲が含まれている。アルバム「Who’s Making love」(写真)には、細かく刻まれたギターカッティング、ずんずん進むドラム、デトロイト録音ながらよりスタックスらしいサウンドのファンクナンバーのWho’s making love、ミュート気味のギターが展開される,、60年代前半のようなもの悲しいバラードのMr. Nobody is somebody、重厚なブラスセクションを伴ったミディアムナンバーを伸びやかに歌うI’m trying、50年代風のディープブルースのCan’t trust your neighborといった曲が含まれている。

スタックス在籍していた頃の作品には、他に「Somebody’s Sleepin’in My Bed」を含むRare stamps、Raw blues、Johnnie taylor philosophy continuesをはじめとする作品がある。

コロンビア時代には、サムクックに通ずるような、ゆったりした70’s後半のサザンソウル「Play Someting Pretty」を含むShe’s the Killing Me (Columbia 36061)がある。

マラコ時代にもIn Control(Malaco MAL-7446)がある。</p>

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A(1)Who’s Making Love (2)I’m Not The Same Person (3)Hold On This Time (4)Woman Across River (5)Can’t Trust You Neighbor
B(1)Take Care Of Your Homework (2)I’m Trying (3)Poor Make Believer (4)Payback Hunts (5)Mr.Nobody Is Somebody (6)I’d Rather Drink Muddy Water

[Discography]
(1)Wanted One Soul Singer(Stax 715)

(2)Who’s Making Love(Stax STS-2005)

(3)Raw Blues(Stax 2008)

(4)The Johnny Taylor Philosophy Continues(Stax 2023)

(5)Eagaum(Columbia 33951)

(6)Rated Extreordinaire(34401)

(7)Disco 9000(35004)

(8)Ever Ready(35340)

(9)She’s Kelling Me (36061)

(10)Reflections(RCA 2527)

(11)Take This Heart Of Mine(LA 6512)

(12)Just Ain’t Good Enough(Beverly Glen 10001)

(13)Best Of The Old And The New(1004)

(14)In Control(Malaco MAL-7446)