Esqueritaは、1935年11月20日グリーンヴィル生まれで、本名はSteeve Quincy Reeder,Jr.という。

1950年、Gospel GroupであるHeavenly Ecoesに参加。

Little Richardと比較されることがあるが、Little Richardの楽曲よりも、楽曲のスタイルは、よりハードコアなR&Bである。

ずっと後、日本でも横浜銀蝿がやってたアフロリーゼントに角度の上がったサングラス。

髪型やグラスのぶっ飛び方は、Little RichardよりもEsqueritaであるが、音楽のぶっ飛び方は、Little Richard≧Esquerita>Don & Deweyである。

Little Richardは、Esqueritaから、フレージング、ファルセットを学び、Esquritaは、オブリガードのShoutを伝授したという。

Little RichardもEsqueritaのDew Drop InnをReprise期にカヴァーしている。

1950年代には、キャピトルから、リトルリチャードにも通ずるようなイントロのRockin’なブルースピアノで始まり、Slippin’& Slydin’に通ずるようなニューオリンズR&Bをテンポを速めたCrazy Crazy feeling、

ソウルフルなコーラスも入るJumpin’なロックンロールナンバーのRock the joiunt、

ファルセット使いのワイルドなナンバーのEsquerita and voolaといった曲を残す。

ビートを細分化させてピアノのバッキングを行うOh BabyはFunkのはしりか。

ずんずん進むピアノ、哀愁に陥らせるSaxにフレーズを崩しながら歌うニューオリンズR&Bバラード曲のJust Another Lie(Capitol F 4145)が全キャリアの中でベストだと思う。

60年代になってからEskew Reeder名義でミニット、インスタントから哀愁のあるストリングス、ウォーキングテンポのビートに乗って地響きがするように吠えながら歌い、60’sニューオリンズピアノも見られるUndivided love、

路地裏の酒場で流れるようなピアノ、Saxをバックに、腹の底から切れのあるシャウトを見せる渋いバラードのWhy did it take so long、

ディープバラードのI waited too longといった曲を残し、ミニット、インスタント期のバラードは絶品である。

1962年、Green Doorが若干評判となる。

その後も、実名のSteven Quincy Reeder、S.Q. Reeder、S.Q.Jr.を使い分けながら、Okeh、Everlast、Crosstone、Brunswick、Nortonに録音を残していく。

Esqueritaは、1986年10月23日にエイズで亡くなっている。エイズで亡くなった初のロックンローラーである。</p>

Esqueritaの作品を聴くことができるレコード/CDには下記のようなものがある。

Esquerita(Capitol CDP 7918712)

Esquerita(Stateside SSL 6037)

I Believe in When I Say Rock’n Roll Here to Say(Capitol 2S 150853017)

Rockin’ the Joint(Official 6001)

Wild Cat Shake out(Specialty SPE 6603)

Sock It Me Baby(Bear Family BCD 15504)

Vintage Voola(Norton 202)

o0240040012699003870

crazy crazy feeling