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<p>Blue notesは、1954年頃から活動を開始し、壮大なオーケストラ、ファルセットのヴォーカルと分厚いコーラスの甘くロマンチックなR&amp;Bからソウルへの過渡期にあるドゥーワップバラードの「My Hero」(Value V213A)を1960年に発表する。Doo-wopをやっていた頃の作品は、The Early years(Collectables 5006)で聴くことができる。この頃のリードはバーナードウィリアムズやジョンアトキンスである。ドラムを叩いていたテディペンダーグラスがリードをとるようになり、1972年、フィラデルフィアインターナショナルから、Kenneeth Gamble &amp; Leon Huffプロデュースで、「Harold Melvin &amp; the Blue Notes」(K8-31648)でアルバムデビューをする。同アルバムには、流れるようなストリングス、美しいピアノとコーラス、地響きがするようなテディ・ペンダーグラスのヴォーカルのIf you don’t know me by now、トリルする生ピアノ、70年代後半の南部のスウィートソウルを先取りしたようなハモンドオルガン、スタックスのバラードのようなアレンジも見せる、ストリングスの壮大なバラードのI miss you、ディープ且つブルーなバラード、60年代中盤から後半にかけてのシンセサウンドも登場し、ヴォーカルが張り裂けるように叫ぶYesterday I had the bluesといった曲が収録されている。その後、Black &amp; Blue(32407)、Wake up Everybodey(33808)といったアルバムを残す。</p>