<p>Tamsは、ジョージア州アトランタ出身のグループで、1950年代後半に結成されている。

1961年、Vacation Time/If Love Were Rivers(Heritage 101)でレコードデビューする。

更に、1962年、フィラデルフィアのArlenに録音する。

2曲目の「Unite me」は、サードアルバム「Time for」(ABC596)で聴くことができる。

1964年のファーストアルバム「Presenting」(ABC 481)は、ベースパートがDoo-wopを感じさせ、フルート、サックスも彩を添え、ノーザンソウル的な味を加味したドリフターズ、サムクックにも通ずるようなアーリーソウルのDo I worry、Mother-in-lawに通ずるようなアーリーソウルをシャウトする、フルートも配されたRiding for a fall、マイナー調で、コーラスが60年代前半のサムクックの曲にあるようなものであるIt’s all right、マイナー調のギター、ほわっとしたサックスが登場し、コーラスがゴスペル的であるYou might as well forgot himといった曲から構成され、聴きどころが多い。

アルバムは、他に、「Hey girl don’t bother me」、「A portrait of」といったものがある。</p>

1970年代は、ABC Dunhill、Apt、MGM、Sound South、Compleatに録音する。

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[A](1)You Lied to Your Daddy (2)Do I Worry (3)Close to Me (4)Standing in (5)Riding for A Fall (6)Laugh It off

[B]It’s All Right(You’re Just in Love (2)Got to Get Used to A Broken Heart (3)You Might As Well Forget Him (4)Dancing Mood (5)It’s All Right (6)What Kind of Fool