<p>1939年生まれで、1950年代からナッシュビルでピアニストとして活動、1962年頃からBenny Latimore名義で録音を開始し、Sparレーベルから後に何度か再録されるSnap your fingersを発表。
ゴスペル的なパンチの効いたPower and glory、ピアノアレンジと豪快なヴォーカルが特徴のI’m Just an ordinary manをはじめとするBenny latimore名義で歌っていた初期の作品も必聴である。
1970年代になってLatimore名義で作品を発表するようになる。Gladeから、語尾を崩して歌い、キーボードを全面に出したアレンジの、60年代のメンフィス辺りのソウルを進化させたようなSomethin Bout cha、メリスマを交えた伸びやかなヴォーカルの、スケールの大きいアレンジのAll the Wayといった曲がある。
マラコ時代には、時に張り裂け、コーラスとの絡みも素晴らしいヴォーカル、シンセ類のアレンジのLet’s Straighten upといった作品を発表する。
Malaco期には、7枚のアルバムを残している。
[A](1)It Ain’t Where You Been (2)Somethin’ Bout ‘Cha (3)All the Way Lover
[B](1)Sweet Viberation (2)Let’s Do It in Slow Motion (3)Let Me Go (4)I Get Lifted
[A](1)Hell Fire Lovin’ (2)Out to Lunch (3)Let’s Straighten It out (4)You
[B](1)I’ll Do Anything for You (2)Sara Smile (3)(She Left Me With)One Shirt (4)We Don’t Make Love Anymore (5)Take Me Down
[Album Discography]
(1)Latimore(Glades 6502)
(2)More More More (Glades 6503)
(3)Latimore Ⅲ(7505)
(4)Dig A Little Dipper (7515)
(5)Getting Down to Brass Track(7518)
