スポーツ、セックス、スキャンダルの3S政策について、日本の人民に思考力を無くさせて、経済政治の構造、問題提起を行い得なくする、問題の建て方を誤らせるという分析が見られる。しかし、現実の経済は、思想、思考によっては規定し得ない。道路や鉄道や箱物が金がかかるように、スポーツや娯楽には金がかかる。ディズニーランドにしても、金融資本家で、原発産業、読売、三井不動産、FRB、CIAを所有するロスチャイルドが、三井不動産、京成電鉄が所有するオリエンタルランドに出資させて日本の土地に建設させたものである。オリンピック施設の建設にも莫大な金がかかる。野球にしても広島東洋カープ以外の球団は赤字である。莫大な金がかかるということは、日本の資本家、国家すなわち全ての資本家は、金融資本家から投融資を受けざるを得ないということである。道路、鉄道、箱物、スポーツ、娯楽を建設させれば最も儲かるのは金融資本家である。道路、箱物、鉄道、スポーツ施設、娯楽施設の建設に官僚や国会議員や日本の資本家に自由意思など存在しないのである。3S政策は思想統制ではなく、経済を土台にしている。