成年若しくは未成年又は大人若しくは子供は、いずれも社会が定義したものであって、人間には、大人や子供といったような属性は備わっていない。ブルジョア社会は、20歳未満の者を未成年と定義して、15歳未満を子供と定義して、女性と同様に閉じ込め(生計を立てさせない。)、疎外する(他者にする)。ブルジョア社会は、20歳以上を成年、15歳以上を大人として定義して、社交辞令が言えて、社会経済に迎合する者との属性を与え、口答えする者を子供と定義して、反対意見を封じるのだ。同意したとみて言質をとるのだ。同意は、実体のない観念であるが。このときばかりは、女性も成人、大人に含めるのだ。つまり、大人であって子供でもあると言いたいのだ。