バングラデシュの新年祭Pohela Boishakh に食べられる料理
バングラデシュでは、毎年、ボイシャキメラという新年祭が行われます。
2018年も4月15日に池袋のウェストゲートパークで、ボイシャキメラが行われました。
新年には、パンタイリシュという、バングラデシュで獲れるヒルシャというニシン科の魚のフライとお粥がバングラデシュでは食べられます。
パンタイリシュの乗ったプレートをpanta Bhat(パンタバート)と言います。
池袋の新年祭では、ヒルシャの輸出制限という理由でパンタイリシュを出しているお店は、ありませんでしたが、出店しているお店の中で、お店に伺えば、
パンタイリシュが食べられるということを聞き、早速伺いました。
そのお店は、中野・新井薬師前にあります。
以前は、上野御徒町にあり、そこから中野に移転してきました。
その料理名は、Happy Pohela Boishakh Shikder Special Dishというものです。
手前のボルタは、左からパクチーボルタ、マスボルタ(魚のボルタ)、Shutkiボルタ(干し魚、小魚のボルタ)、アールボルタ(じゃが芋のボルタ)。
Shutkiボルタは、Putiという魚を使っています。
bhorta(ボルタ)は、食材をマッシュ(裏ごし)したもの。
4つのボルタから半時計回りに、青唐辛子とホームデン(東南アジアの赤玉葱)の漬物、ヒルシャのバジ(フライ)、ビーフカリー、バングラデシュのデザート、チャツネ。
中央は、お粥にミントと青唐辛子が差してあります。
このバートには、ドリンクが付いていましてロンチャを飲みました。
ロンチャとは、バングラデシュのミルクなしの紅茶のことです。
刻んだ生姜も入っています。
多彩な食材が使われるバングラデシュ料理
バングラデシュの料理を他にも食べてみようと思い、いくつか食べてみました。
フィッシュバジ(sholeマスのフライ)
sholeという魚をスパイス味に揚げていただきました。
テイクアウトにしていただいたフィッシュバジ。
こちらは、ルイという魚のフライです。
こちらも、テイクアウトにしていただいたフィッシュバジ。
Boalという魚のフライです。
ヒルシャは、海や河口域にいる魚ですが、バングラデシュ料理は、川魚も多く用いられます。
このお店は、カレー、ビリヤニ、ドーサ、ナン、串焼き料理が豊富で、世界各地のビールも飲むことができます。
Information:
シックダール
東京都中野区上高田3-40-7和島ビル2F
西武新宿線中野薬師前駅下車徒歩1分。
月曜休
スペシャルプレート、一品料理も充実しています。
後日、テハリプレートを、いただきました。
テハリプレート。
手前は、ビーフテハリ(牛肉の炊き込み御飯。ビリヤニとは違う。)
奥は、左から、オリーブのアチャル、骨付きチキンのカレー、エッグコルマ、ラドゥ(デザート)
ブルハニ(ドリンク)
ミント、マスタードシード、クミンとかが入っています。
小魚のボルタの魚は、カスキシュトゥキ(カスキマスの干物)という魚です。
別のときに、伺ったときには、イフタールプレートを頂きました。
一番奥から、右回りに、フルーツ(バナナ、デーツ、林檎)、ベグニ(茄子の天麩羅)、デムチョップ(卵の天麩羅)、アールチョップ(ジャガイモの天麩羅)、ピアズュ(レンティル豆のフライ)、サラダ、ムリ(米を膨らませたもの)、ドイチラ(ヨーグルトライス)、ハリム、中央がチャナブナ(豆の汁なしカレー)。
イスブゴレールブジ。
プティシュトゥキブナ。
プティという魚の干物の水分少な目カレー。
バングラデシュの小魚。
EID Plate
写真上から、右回りに、セマフィ、ムロッグプラウ(チキンピラウ)、シュリンプブナ(エビの水分の少ないカレー)、ビーフカリー、ブナキチュリ、ショルダ。
中央は、コフタとサラダ。
マタヤー。
ハリーム。
Fish Biriyani Special Plate
写真上から右回りに、マスカバブ(ルイという魚のカバブ)、ストーキーブナ(プティという干魚の水分の少ないカレー)、カスキストーキーボルタ(カスキという干魚をマッシュしたもの)、マスボルタ(ルイという魚をマッシュしたもの)、フィッシュビリヤニ(魚はヒルシャです。)、サラダ、マスブナ(魚は、ヒルシャです。)
ファルーダ。
テトレールジョルボト。
Shikder Special Lucky 11 Set
写真上左から右回りに、ダル、ポテトビーフ、デザート(シェマイ)、ライス(トッピングされているのは、ベグシバジ)、マスバジ(ヒリシャマス)、カズキボルタ、プティシュッキボルタ、ダルボラ(豆の揚げ物)。中央は、バングラサラダ。
ドリンク(マタャー)
ダック(鴨)カレー。