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もう、生きている間に、広島の優勝は見れないだろう。
そう思っていました。
更に、前田健太選手が抜けて、他にも故障者が続出して最下位も覚悟していました。
しかし、昨シーズンは、25年ぶりの優勝を2位巨人に17.5ゲーム差をつけて優勝。
しかし、連覇の途は簡単ではありません。
2017年プロ野球も明日開幕、そこで、カープファンもこれからファンになる人にも注目していただきたい選手を挙げます。
野手編
鈴木誠也選手
この人は、もはや、全国区になったので、カープファン以外の人も知っているでしょう。
交流戦3連戦でサヨナラ本塁打2本を含む3試合連続の決勝本塁打。
優勝を決めた巨人戦では、マイコラス投手から2打席連続の本塁打。
緒方監督をして「神ってる」と。
メディアも揃って取り上げました。
いやいや、(四死球を除き)3打席に1回ヒットを打つ選手にそれを言ってはいけません。
プロ入り前から注目していた選手ですが、
膝を柔らかく使っているので、速い球に膝が伸びたり、顎が上がったりしません。
子供の頃から、プロ入り前まで、プロ入り後も誰よりも努力をしてきたことの賜物だと思います。
内の球も外の球も強く引っ張れる。
加えて昨年は、バットをボールの下にくぐらせて、バックスピンをかけて本塁打を量産できるようになりました。
昨年は、打率.335 本塁打29本 95打点
22歳以下では、右打者で.333を超える打率を初めて残した選手だそうです。
多くの方がトリプルスリー(3割30本30盗塁)を期待します。
個人的には、30盗塁はしなくていいから、その代わり、100打点は超えてもらいたい。
アイキャッチは、西川龍馬選手のインスタに投稿されていた写真を引用しました。
普段は奥二重なのに、アイプチでもしたのかなー男の間でも流行ってます。-二重になっています。
西川選手とは大の仲良しで、「天才」(鈴木談)、「あんな奴見たことない」(西川)と互いに認めあっています。
俺も、山本浩二さん、晩年の王さんの頃から、沢山の打者を見てきましたが、
“こんな奴見たことない”
西川選手も細身ですが、右に強く引っ張れるし、自在にバットを操れる期待の選手です。
鈴木選手について、巷では、昨年は出木過ぎ、今年は落ちると言われますが、
打ち方を見る限り、今後も昨年以上やってくれそうです。
監督は、昨年以上成長が看られれば、4番もあるとしていますが、
全試合4番でいいんじゃないかなあ。
将来的には、メジャーで活躍するところも見てみたい選手です。
鈴木選手自身もインスタをやっていて、ご家族で映っている写真もあるのですが、
目とかお母さまに面白いぐらい似ています。
打者ですと、他には、スクエアスタンスに戻して、膝を柔らかく使って打つ岩本選手の復活にも期待しています。
投手編
岡田明丈投手
昨年のドラフト1位の投手
2016年は、4勝3敗 防御率3.02
ランナーのいないときでもセットポジションで投げる投手で、カットボールで打たせてとる投手。
カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークも投げます。
今年は、昨年よりも肘が上がって角度がついて、また、細かい制球ができるようになりました。
防御率2点台もいけるんじゃないでしょうか。
黒田投手が抜けましたが、穴を埋めるどころか、山ができるぐらいの成績を望みます。
九里亜蓮投手
地元米子では特攻隊長を務めていたというキャリアの持ち主。
昨年までは、先発しては打たれ、敗戦処理をしていましたが、
今年は、Kris Johnson投手を参考に、フォームを変えて、ステップをしたときに
膝が割れなくなりました。
球に力が伝わるようになったので、今年は先発ローテーションに定着してくれそうです。
薮田和樹投手
昨年から肩、背中の可動域を広げるトレーニングを積んで、肩の古傷も克服しつつあります。
ボールが切れるので、ファウルを打たせてカウントを追い込むことができることができます。
中﨑投手の状態が上がってきていませんが、この人が後ろに回ってくれると中継ぎ・抑えの層が厚くなり、
頼もしい限りです。
中﨑投手も動く球で打たせてとる投球で、状態を上げてくると思います。
塹江敦哉投手
塹江と書いて”ほりえ”と読みます。
左投げでありながら、150キロ以上の速球を投げます。
昨年のデビュー戦では、1/3 6失点と苦いデビューになりましたが、
ラストのDeNA戦では、負け投手にはなったものの、5回2失点と好投。
ファームでは先発調整していますが、監督、コーチは将来のクローザーにと考えているようです。
加藤拓也投手
今年のドラフト1位
右肩を後ろにねじって胸を張る投げ方をしていますが、
専門家に言わせると、背筋に負担がかからなくて球数を放れる投げ方だそうです。
投げ終わった後も左膝が伸びて、力のある球がいきます。
二軍で調整中ですが、右の本格派の楽しみな投手です。
イチローも中田英寿もメディアのくだらない質問には答えませんでしたので、
マスコミの対応もあれでいいと思います。
まとめ
今年は、広島を2位に予想する評論家が多いですが、選手層も5年前と比べ、大分厚くなり、
何だかんだいって今年も優勝をやってくれそうです。
巨人との僅差の勝負を競り勝つことによって、
若い選手たちは更に力を付けてくれるでしょう。