トルコのムサカ。シェヒリイェリピラウとシェキンパーレ(シェキンとは砂糖のこと。セモリナ粉を卵で練ってオーブンで焼いたものを砂糖の入ったレモン汁に漬けたもの)
既報のとおり、第三土曜日はランチが食べられます。
作り上げる過程を実演もしてくれるのですが、牛挽肉とピーマン、揚げた茄子(焦げ目が付く程度)をサルチャペースト(トマトペースト)で炒めた後、トマトとピーマンを載せてオーブンで焼くというやり方で作られてました。人によっては、炒めた後に砂糖を振るそうです。
トマト、茄子、ピーマンを挽肉と炒めた後、サルチャペーストを塗り、ピーマンを載せるやり方は知っていましたが、人それぞれやり方が違って勉強になりました。
南東アナトリアでは、クミンの他に、スパイスとしてオレガノを使うそうです。
来場者に提供されるムサカが別途先に作ってあったものが出されるのですが、クミンの味がいかにもトルコの味で、塩や油の量も適量で、頻繁に味見をして丁寧に作られていて美味しかったです。
トルコのムサカは、ギリシアのようにヨーグルトやチーズを載せて焼くことはないそうですが、地方によっては、別途用意した、すりおろし大蒜の入ったヨーグルトを付けて食べることもあるようです。
[追記]
土産物も買いました。
ロクム。Mastic味。
ヘルワ。ピスタチオ味。
干しトマトのペースト。