B法人に売り渡す義務があるカレンダーについて、3月27日に外注先に印刷を発注し、取得に要した金額4,500円の紙を無償支給し、外注先法人においては28日から使用人が労働を開始し、外注先法人からの請求書によると3月28日ー31日に提供した労役に付された金額は280,000円であった。

第1法

(借)原材料   4,500 抜課仕 (貸)買掛金 4,725 外
仮払消費税    仮払対課

(借)仕掛品  280,000 抜課仕 (貸)買掛金 294,000 外
仮払消費税 14,000 仮払対課

第2法

(借)原材料  4,500 抜課仕 (貸)買掛金 4,725 外
仮払消費税 225

(借)仕掛品  280,000 抜課仕(貸)買掛金 294,000 外
仮払消費税 14,000

(借)売上原価 4,500 外  (貸)期末材料
棚卸高   4,500 外

(借)売上原価 280,000 外  (貸)期末仕掛品
棚卸高  280,000 外

事業年度末の属性を付与された段階は、当該法人は、材料と外注先の労働力商品を購入し、労働を疎外して資本に転嫁し、当該発注元と発注先が疎外した労働が転嫁された商品の引渡しを受け現金を支給する義務が実体あるものと発注先に認めさせた段階であり、B法人に商品を引き渡して現金商品を取得して現金商品に価値属性を付与していないから、実体あるものとB法人に認めさせることに成功していないから、現金取得すなわち資本増殖の土台となった疎外済の労働力商品の価値を
実体あるものと社会に認めさせることに成功していない。

(2)翌事業年度の4月1日に上記商品をB社に出荷した。

第1法

(借)売上原価 4,500 外 (貸)原材料  4,500 外
売上原価 280,000 外    仕掛品  280,000 外

第2法

(借)期首材料       (貸)原材料  4,500 外
棚卸高  4,500 外

(借)期首仕掛品      (貸)仕掛品 280,000 外
棚卸高  280,000 外

質問検査においては、調査を受ける事業年度の最終事業年度の翌事業年度すなわち調査の段階における進行中の事業年度の期首から既往の仕事の内納品までが最も長かった日数を経過した日までに出荷されたものについて、その作業工程表を調査される。