現在では、税理士資格取得の過程において
法律上存在しないルートであるが、
かつては、ダブルマスターという制度があった。
大学院の法学研究科を修了すると
税理士試験の法律科目が免除され
指定された大学院の商学研究科や経営学研究科を修了すると
税理士試験の会計科目が免除されるというヤツだ。
冗談のレベルの話しだが、冗談ではなく、
刑事訴訟法とかマーケティングの論文を書いて修了し、
論文の要旨を所轄行政機関に提出し
審査が通過すると
税法をまるで勉強していない奴や
簿記の借方、貸方すら知らない奴が
前者は、所得税法、法人税法、相続税法が
後者は、簿記論、財務諸表論が合格扱いになるのだ。
ダブルマスターは簿記3級程度の仕訳が起こせない。
二重仕訳をする。
桁間違いを連発する。
売上計上漏れを連発する。
九九すら満足に言えるか怪しい。
「役務」を「やくむ」、
「~毎」を「~まい」、
「偶々」を「ぐうぐう」、
occupyを「オカピー」と
読んだ。
それどころか、
小六程度の漢字が読めない。
お笑いタレント志望の奴は、
ネタ帳必携。
家庭が貧しくて学校に行けなかったとかじゃないぜ、
大学院2つ出てるんやで。
保健体育の先生や附属校のある大学を
中学からエスカレーターで来た奴並に無知。
徹底したコンサルによる未来型会計事務所を標榜するが、
財表読めない。
労働したことがないから
利益が捏造される絡繰を知らない。
政治家が経済を動かしていると思っている。
朝礼で唯心論を宣う。
そのくせ、賃金搾りだけは一丁前。
無資格の職員や取引先の経理担当者からは、
“認定税理士“と陰で
嘲笑されている。
ダブルマスターの奴ってみんな無知で仕事もできないのか。
全員、無知で仕事出来ないよ。
例外は居ないよ。
優しい俺は、それでもダブルマスターでも一つ位は、
試験合格組より優れたものを得ているのではないかと
探してみたが、
“何も無い。“
全ての面で劣っている。
法学の大学院を出ているなら、
質問検査の場では、課税側に全て喋らせて
実体のないフィクション、土台の脆弱な事実認定を捉えて
宗教学を媒介に省略された事実認定の過程を捉えて
調査した事実関係を細大漏らさず摘示し、問題提起し
産み出した評価の過程を、解釈上の疑義を与えることなく
省略することなく口頭又は文章で表現する実力を
修論を書くことを通じ、質疑応答を通じ
身につけてきたと読者の皆さんは思うだろう。
ところがそれがからっきし駄目なのだ。
2~3行程度の事務連絡の文章なのに主語、述語すらない。
修論は「ゴーストライターが書いたんか」?
それが事実だったら、後で泣かれて面倒くせえから
俺は、その言葉を飲み込んだ。
俺って優しいなあ~。
とある税理士に
「ダブルマスターの奴でも大学院でしっかり学んで
税理士になってからもよく勉強していて
仕事もできるよ」と税理士を紹介されて
俺は、池沼のフリをして、紹介されたその税理士を
大先生様と持ち上げて
税理士事務所の無資格の新人君や
キャバクラでバイトしている腰掛けでも答えられるレベルの
問いを発したが、
答えられた試しがない。
ホント、返答が漫才の世界だぜ。
ホンマ、芸人泣かせ。
そのくせ、何かあると弁護士の存在をちらつかせれば
労働者はビビると思っている。
議論にしても、社会に権威付けられた学者の名前を借りて
疑うことを知らない、議論の過程がトビトビだから
論破できない。
そいつらは、そんなんだから、
親の事務所を継いで
親と銀行労働者経由で連行されてきた
産む機械と見合いして
ズコンバコンして
労働力を再生産して
阿呆な三世を粗製濫造するんだろうな。