Liberian Potato Green~食のオールスター、これぞ食の玉手箱。(リベリア料理4)
[序章]
西アフリカの果てにあるリベリア。政治経済上も文化的にもアメリカと密接な関係にあると言われますが、大部分の日本人にとっては、登録上の船舶が世界一であることが知られているぐらいで、あまり、馴染みのない国かもしれません。もっと知って欲しいのですが。
それでは、リベリアの伝統料理には、どんな料理があるのでしょうか。
今回、紹介する料理は大変豪華な料理です。早速、お伝えします。
[本編]
Cassva Leaf、フライドフィッシュ、ドライフィッシュ、蟹、海老、チキン、ビーフ、ゴートミートの入ったオールスターヴァージョンです。
付け合せは、発酵させたキャッサバのFu-Fuです。Fu-Fuは、リベリアでは、Dumboy、又は、GBとも呼ばれます。
Potato Greens ②
Potato Greens ③
キャッサバリーフ。笹の葉のような匂いがします。
Green
ドライフィッシュ①。ハリー(ヘリー)という魚。ガーナレストランで購入したもの。
ドライフィッシュ②。ガーナレストランで購入した魚。上の魚とは別の魚。
ドライフィッシュ②。頭や目も使い、食べます。
ドライフィッシュ③。スパーという魚。ガーナレストランで購入したもの。
Hard Chicken。 卵を産んだ後の親鶏。
ハラルフードの店で購入しました。
Chicken Drumstick。
ハラルフードの店で購入しました。
Paya。Beef Leg.
ハラルフードの店で購入しました。
Goat Meat.
フガと呼ばれるスパイス。ガーナレストランにて購入したもの。
Gari.
キャッサバ粉を発酵させたもの。
Fu-Fuは、固めに作ります。
Club Beerもセットで。
[作り方]
1.ドライフィッシュは、ガーナレストランで購入した3種の他に、Catfish, Akwabi, Mudfish,ボニート(スリランカ産モルディブフィッシュ)、鯖(ノルウェー産)を使いました。ドライフィッシュは水で戻します。
2.Fried Fishを作ります。ティラピアをオリーブオイル、レッドオイルで素揚げにします。
3.2.の揚げ油を使って、蟹を焼きます。
4.小海老を炒めます。
5.ハードチキン、チキンドラムスティックを焼きます。
6.ゴートミート、Beef Payaを焼きます。
7.Cassava Leafは、細かく刻んで叩き、水に漬け、ベーキングパウダーを降り掛けます。Okazi Leaf,Green,Bitter Lefは、水で戻しておきます。
8.Cassava Leaf、赤玉葱、玉葱微塵切り、オクラ、ミンチした大蒜、トマト、サルチャペーストを揚げ油を使って炒めます。
9.Fried Fish、ドライフィッシュ、蟹、小海老、ゴートミート、ハードチキン、ドラムスティック、Beef Payaでブイヨンを取り、これら具材は、ブイヨンと共に煮込みます。
10.9.の具材とスープと8.をミックスし、カメルーン産魚粉入り唐辛子、Pepe(Red&Black)、イナゴ豆のペースト、Dawa Dawa、シト(海老のペースト)、クレイフィッシュパウダー、塩(アッサル湖塩、タウデニ村岩塩)、胡椒、フガ(Islamic Spice)、ピーナッツペースト、サドンデスソースを加え、レッドオイルで味を整えながら炒め煮にします。
11.10.にマギーシュリンプ、マギーブイヨン、マギーチキン、alalaliチキン、クノールチキンコンソメを砕いたものを降り掛け、炒めます。
[追記]
魚、蟹、海老、山羊、ビーフ、チキンの豪華な組み合わせ、食のオールスターです。
複数の出しが溶け合っているからなので、
世界で最も美味しい料理の一つですね。
キャッサバは葉っぱも美味しいし、捨てるところがありません。
細かく微塵切りにしてドロっとさせると、
肉、魚とベストマッチ。
葉野菜として最高水準の味の一つですね。
日本でももっと普及して欲しいですね。
アフリカ在住の日本人で使ったことがある人はいると思いますが、
日本在住の日本人ではキャッサバリーフを使ったのは初じゃないでしょうか。
代用無しで現地の味が出せたと思っています。
<a href=”https://www.youtube.com/watch?v=w4pESiNuVRU” target=”_self”>Liberian Potato Greenの本場のレシピ。
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