James Brownは、1928年5月3日サウスカロライナ州Barmwell生まれで、2006年12月25日に亡くなっている。キャリアのスタートは、Gospel Starligtersのメンバーとしてである。その後、The Swanee’s,The Avonsを経て、The Famous Flamesを結成する。これぞR&Bと言えるハードコアな50’sR&BのChonnie-On-Chon,I Feel That Old Feeling Coming On、1952年に、The Oriolesがカヴァーしたブルースナンバー「Baby,Please Don’t Go」に基づいた上で、コーラスを独立した歌にして、J.Bが、ベイベーッとディープにむせび、1ループ目のPlease,Please,Please,Please・・・の、5つ目のPleaseからの部分のフレーズの崩し方と、I,I,I,Iと切り替わる部分は、後のJames Browntとの繋がりが看て取れるPlease,Please,Please,南部のアーリーソウルバラードの基礎となったTry Meを含むFirst AlbumがJames Brownのアルバムの中でナンバーワンであると思う。
James BrownのロードバンドのNat Kendrick and The Swansは、Dadeに、Mased Potatoesを録音し(Voは、King Coleman)、同曲は、Atlantic R&B vol.5(1962-1966)に収録されている。 James Brownは、1964年までに、Kingに、9枚、Smashに7枚のLPを残す。
次第に、Jumpブルースのビートを細分化し、音の数を減らしていき、Pure Dynamite(King 883)を経て、Out of SightがFunkの源泉と評価されることとなる。1968年には、アルバム、I Got The Feelin’をリリース。
その後、Live at The Apollo Vo.Ⅱ(King 1022)、I Can’t Stand Myself(同1030)、Say It Loud(同1047)といったLPをリリース。1969~1972年の曲を集めた編集盤、Motherlode(Polydor 837126)がある。1971年には、Revolution of Mind(Polydor PD-3003)をリリース。