Vernon Garrettは、1933年ネブラスカ州オマハ生まれ。
先ず、Faithful Wondersに加入し、続いて、1952年に、Claude JeterのSwan Sylvertonesに加入し、The Day Would Surlely Come /Jesus Canged This Heart Of Mineを録音する。
その後R&Bに転向し、Vernon Garrettは、1956年にDoo-WopグループのMixersを結成するが、Mixersは録音を残していない。Vernonn Garrettは、AlladinのVelvetonesに在籍していたが、メンバーとして録音した曲はない。
Vernon Garettは、Slidersを結成し、tennor vocalを担当。Slidersは、1958年、Chevronに、Love Is Like A Mountain/There’s A Great Big Moonを録音する。 A面は、3連Doo-wopバラード、B面は、Saxがハードに絡み、ブルースピアノが軽快なナッシュビルR&Bとなっている。Slidersは、TenorのJoe GordonがBilly Ward&The Dominoesに加わったことにより、解散する。
Vernon & JewellとしてYou’ve gonna be paid/Sail Onを録音する。A面はニューオリンズJump、B面は、ウォーキングテンポのナッシュビルR&Bといったところである。1960年に、Russell Jacquet’s orchestraとして、 You gonna get paid/Sail On (Networkwork 101)をリリースされたものを、1961年にはA面のGetをBeに変えて、Imperialから、リリースされたものである。1962-1963年は、Pam-Mar,Kayo,Bay-Toneに録音する。
ケントに1964年から録音を開始し、モダンには1966年から録音を開始する。この時代の録音をまとめたものに、「Runnning out」(PCD 4766)がある。
1968年から1970年は、Open G,Boola-Boola,Venture,R&B,Soul Clock,Glow Hill 1,APT,Kappに録音を残す。The Checkmatesのメンバーとしても活動していた。
1975年に、Going To My Baby’s Place(Grenade 202)。Watts U.S.A.のシングルに新録、未発表を加えたものでバックは後のLTD,David T Walkerが務めている。タイトル曲は、Funk StyleなVocal、GuitarにSoulfulなコーラス、1970年前後のデトロイトサウンドのようなホーンアレンジで、時折1960年代アーリーソウル的な展開を見せる。Funkyなギターリフとブラスセクションに乗ったデュオのSatisfied Woman,Satisfied Man、スローなジャンプブルースのMade My Own Worldもある。
1987年に、Somebody Messed Up At Cross Road(White Enterprise JW 103)というLPを発売。同アルバムは、アルペジオギター、1977年代後半のHi、ナッシュビル辺りの緩やかなギターリフが展開されるスローバラードをシャウトするLove Me Right、I’m At The Cross road 、ブルース作品を含んでいる。他には、「Vernon Garrett」、1992年にはカリフォルニアゴールドからのアルバムがある。