ヨーグルトがトルコが発祥であることは御存知の方も多いことと思います。

トルコには、ヨウルトというヨーグルトに因んだ地名、ヨーグルトが変形したと思われるヨズガトという地名があり、当方は、両土地共バスで通過したことがあります。

以前ブログでも書いたことがあるのですが、ピザやピラフもトルコがルーツであると言われています。ロールキャベツのルーツもトルコです。

パンもトルコがルーツで、ロカンタ(食堂)では無料で食べ放題でした。とても美味しい小麦でした。羊の挽肉入りのスープもイスタンブールの観光客向けでない食堂のブイヤベースも、これ程美味しいスープを食べたことがない位美味しかった。

以前、都内のトルコ料理店で近くのテーブルに座っていたババアの集団が「へぇートルコにもピザがあるんだ」と言って、ピザは「トルコがルーツだよ」とトルコ出身の店員に軽く怒られていたのを思い出します。駅の売店のキオスクもトルコが発祥であるし、喫茶店の発祥の地はイスタンブールである。ただ、シシケバブのルーツはインドのようである。

チーズはイラクが発祥のようである。イスタンブールではトルコのサラリーマンが豚肉のサラミを食べていましたし、イズミール近郊の村には養豚場がありました。トルコは羊の放牧だけでなく、牛の酪農も盛んでした。トルコではカラスミが売られていて、購入して帰国後そのままかじったり、様々な料理に使いました。カラスミはエジプトがルーツと言われています。

くれぐれも、定着した観念や植えつけられたイメージだけで語ってはいけません。