資本は、人民の投票数を数えない。選挙に行って投票すれば変わると思っている人がいたらそれは花畑である。選挙に行かなければ絶対に変わらないとおっしゃる方がいらっしゃるが、選挙に行っても絶対に変わらないと行ってよい。選挙に行っても社会は変わらないから行かないと言う人がいれば、その人の方が賢いであろう。

日本の選挙の当選議員、政党議席数は、選挙の何日否何年も前からロックフェラー、ロスチャイルド、モルガンを始めとするユダヤ金融資本によって原案が決められていて、選挙日の締切の時間に、ユダヤ金融資本が架空資本が交付されている時事通信、電波に恰も選挙の結果選ばれたかのように報道させるのである。これは都市伝説でも陰謀論でもない。事実である。

野党に毎回いくつか議席が与えられるのも、富裕層の資本を没収して国際金融資本に資本増殖をもたらし、共産主義や宗教という後付の方便を与えてきたからである。どの政党の議員も持っている資本は、ユダヤ金融資本すなわち国際金融資本から見れば、餓鬼の駄賃である。政党議員に金を動かす権限すなわち行政を行う力がない。法制度を作っているのは議員ではない。

労働者有利の法が立法されたとしても抜け道が用意され、抜け道が塞がれても、資本関係を土台に法を破る。税理士の始まりも退職した税務職員が相続の相談に乗ったからではない。税理士法やシャウプ税制、組織再編税制を立法したのもシャウプではない。立法したのはロックフェラー財団のメンバーである。

ブッシュや戦前戦中の天皇も資本の規模、それを土台とした政治力では、ユダヤ資本には到底太刀打ちできなかった。人民は役所に文句を行っても何も変わらない。社長は使用人であるから社長に行っても生活、社会は変わらない。

資本、役員は、資本関係上、国際金融資本が雇った工作員を受け容れざるを得ない。税金は国家に払うのではない。銀行を通じて国際金融資本に支払っているのである。国家は実体がない。実体がないものを国連加盟によって子法人として実体があるものとして社会に認めさせているのである。

人民は、労働を提供していること、預金している金額については国際金融資本の債権者である。国際金融資本が発行し、国際金融資本が引き受けた国債を国際金融資本に架空資本が付与されている民間銀行たる日銀が価値属性の備わっていない紙切れとオンラインの世界で、すなわち架空の世界で交換し、それが市場に流通する。

それにもかかわらず、国際金融資本がした借金を返済させられているのである。勤務している法人の資本に賃上げ、労働条件の改善を訴える方が未だその者の生活に関しては少しは変わる余地があるとは言えないが役所に訴えるよりは益しであろうが、社会までは変えることはできない。

労働と引き換えに手にした紙切れに付与された労働力の価値すなわち給与以上に働かないこと、子供を作らないこと、タワーマンションを買わないこと、高級車やゴルフ会員権を買わないこと、生命保険に入らないこと、金を借りないこと、労働した分だけ給料に価値を付与して清算後の生活費分を上乗せして資本を増殖させないこと、法人、経済実体を承継させないこと、薬品入りの飲食による延命、歯磨チューブ、放射線医療サービス、肉体を蝕む電波媒体を購入しないことの方が戦争の実施を難しくさせ社会を変えることの源泉になりうるであろう。

人民は、労働や投資を通じていかにすれば資本形成して資本の側に立てるのかや現象面である政界の動きを考えるのではなく、生活を犠牲にして働いても生活できないのは何故か、疎外された労働はどこに転嫁されたのか、価値を付与されたオンライン上の紙切れはどこに投融資されたのかを考えなければならないのである。