労働者が仕事が好きなのか否かは実体のない観念である。仕事が早い遅いは、国際金融資本と劣後金融資本又は産業資本の資本関係から産まれる観念であって、実体がない。実体のない観念に基づいて賃金に価値を付与することは労働の疎外、労働の強化につながるのである。資本増殖に関係なく現実の労働時間、現実にした労働について支給する賃金に全く疎外することなく価値を付与しなければならないのである。