労働者に自社株を付与し、投融資をさせる。疎外労働をさせているにもかかわらず、社会全体の紙のストックとフロー、国際金融資本との資本関係から、退職給付債務の実現により、自社株に低い価値属性が付与される。自社株に投融資された金すなわち年金資産は低い価値が付与される。退職給付債務はオフショアに引き渡される。法人税の負担は労働者に転嫁される。

高い価値が付与されても、市中銀行やその中にあるプライベートバンクに預金させられ、労働者に貸付けがフィクションされるのである。