魚は大鰈。衣(パン粉)が予め付いて販売されていたものを購入して使いました。
大鰈(オヒョウ)は、アブラカレイ、カラスガレイと共に、寿司の「えんがわ」として用いられます。
大鰈は、Halibutと呼ばれ、世界各地で食べられています。
大鰈の衣にザータというヨルダンのミックススパイスを加えてオリーブオイルで揚げました。
これがザータスパイス。アラブチャリティーバザーのイベントでヨルダンのブースで購入したもの。一般的には、タイム、オレガノ、クミン、ゴマ、スマックをベースにしたものと言われています。国や地域や家庭によっては他のスパイスも入ることもあるかもしれません。
シリアでは、魚に、ザーダを構成するスパイスの一つであるスマック(ユカリに似たウルシ科の植物)を振りかけて食べるそうです。
タイム、オレガノ、クミン、スマックは、個別に、又は4つの内のいくつかを組み合わせて魚料理に過去使っているので、白身魚とよく合うことは既に知っていたのですが、実際に食べてみたところ、やはり美味しかったです。
シニッツェルは、肉に衣を付けて揚げたものですが、魚でやっても美味しいです。
名前を付けるとすれば、サマク(魚)シニッツェルでしょうか。
いつもと異なったスパイスの組み合わせで、新しい魚料理のバリエーションが広がります。