<p>国際金融資本は、国際金融資本が所有する中央銀行に経済実体に基づかない架空の紙幣を発行させ、孫法人である国庫に金を発行させ、それを産業法人に握らせる。
投融資を受けた産業法人は、借入を返済する義務、資本増殖の義務が課された。国際金融資本は創業資本との資本関係と産業法人の債務の現実から中央銀行の所有関係の強化を余儀なくされる。産業法人は、労働を疎外し、機械、通信を開発し、個々の製品の製造過程を短縮させ、労働に低い価値属性が付与され、疎外された労働は資本たる機械、労働疎外済の仕入債務に転嫁される。
産業資本は長期にわたり労働を疎外し納期を短縮させて資本の増殖を反復させることを余儀なくさせられる。
国際金融資本は無期限の疎外労働である戦争を既存の資本関係を土台に行わせる。
国際金融資本は所有関係を土台に、従来のエネルギー、機械よりも、産業法人にとって、長期の研究開発、製造により、研究開発製造に関する労働を疎外するにしても原材料、人件費がかかる原子力、石油エンジンを製造させる。産業法人は国際金融資本から投融資を受けざるを得ない。
さらに研究開発を続けさせインターネットにより、製造過程を短縮し、製造過程の反復数を増やし、労働疎外による資本への転嫁を増大させた。
国際金融資本との資本関係から産業資本はこれに応じることを余儀なくされる。
戦争が休止している間も、産業法人は国際金融資本との資本関係を土台にした資本増殖義務から、原子力や石油を売って、又は、原子力や石油やインターネットを労働者に貸与して、労働を疎外して、疎外した労働を資本に転嫁して商品を消費させ、架空資本を取得し資本を増殖せざるを得ないのである。
物には価値属性使用価値は備わっていない。
使用によって個々の生産労働が短縮され、数量の義務が増大し、契約外の労働が盛り込まれ、疎外した労働をそれだけ資本に転嫁させ、それと引換に架空資本を取得し架空資本に価値属性を付与して実体あるものと社会に認めさせたのである。
ブルジョア経済学者を使用して国際金融資本は、資本増殖の過程を利便性という言葉に置き換えているのである。
手段である科学技術、それを用いた資本経済の増殖過程は戦争と共にもたらされてきたのである。戦争は資本増殖の装置、手段である。
国際金融資本は、戦争を手段に、資本増殖義務を現実には実体のない観念である目的にして、資本増殖に実体のない正当性を付与してきたのである。</p>