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リベリア料理を作りました。チェックライス(Checked Rice)(写真上)、チキングレーヴィー(写真下)。

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グリーン(Green)。

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Kene Kene。 モロヘイヤみたいな葉。

<チェックライス>

1. Dry leaf(今回は、green, Kene kene、Bitter leaf)を水で戻し、ベーキングソーダを振り掛けます。

2. 1.に水を足し、塩を加えて火にかけ、頻繁にかき混ぜながら、すり潰したり軽く叩きながら形がほぼ無くなるまで煮ていきます。

現地のレシピでは、マギーブイヨンをチェックライスには、使いません。

3. タイ米に水と塩を加え炊き上げます。

4. 煮たDry leafと炊き上げたライスを和えます。

<チキングレーヴィ>

1. 骨付きもも肉ぶつ切りにマギーブイヨンを砕いたものを振り掛け、なじませます。

2. 鶏肉に小麦粉をまぶします。

3. 鶏肉をオリーブオイル、ピーナッツオイルで揚げ、フライパンから揚げ終わったら引き揚げます。

4. 玉葱スライス、ピーマン、トマトを炒め、サルチャペースト、玉葱微塵切り、青唐辛子微塵切り、ハリッサペースト、バーズアイチリペッパー、レッドペペ、ブラックぺぺ、マギーブイヨンを砕いたもの、レッドオイルを加え煮込んでいきます。その間、鶏肉は別の鍋で二度揚げしておきます。

5. 火を止め、鶏肉とグレーヴィーソースを絡めます。

リベリアは、Gospel~ワークソング~ブルース~R&B~ソウルのルーツとなったコールアンドリスポ ンスを伴った黒人霊歌の発祥の地。チキングレーヴィーは、現地では、チェックライ スとセットで食べられます。チキングレーヴィーは、欧米のレストランや家庭で捨てられたサイ、骨付きもも肉やドラムスティックを用いて、固形調味料のマギーをまぶし、チキンを揚げてその後 煮ないところがポイントで、他の世界各国に共通する、よく見られるようなチキンのトマト煮と は違った味となっています。リベリアのチキングレーヴィーは、ジャマイカ、グレナダといった カリブ海諸国やニューオリンズにも伝わり、ソウルフードとして>定着しています。

ここに出てくる野菜は、レアですので、代わりの野菜でやるとすれば、モロヘイヤでしょう。アレンジ料理としては、チェックライスにマギーブイヨンを入れるのも有りでしょう。ベーキングソーダを使って色を出しているだけなので、ベーキングソーダは、あっても無くてもいいと思います。

チキングレーヴィについては、サルチャペーストは、市販のトマトペーストでも大丈夫です。ハリッサペーストも無くても大丈夫です。レッドぺぺ、バーズアイも市販の赤唐辛子でも大丈夫です。しかし、マギーブイヨンとレッドオイル(パームオイル)は、必要です。