(1)当法人は、2月決算法人であり、2月10日衣装の貸出契約が成立し、代金3万円を収受した。貸出期間は2月16日から3月15日の一ヶ月であり、契約成立後1週間以内であれば解約することができる。</p>

(借)現預金   30,000 外 (貸)前受金    30,000 外

(2)2月15日に商品を出荷した。

(借)売掛金  30,000 外  (貸)売上      30,000 抜課売
仮受消費税     1,500  仮受対課

(3)決算

(借)売上      16,071   抜課売   (貸)前受金    16,874 外</p>

仮受消費税    803  仮払対課

引渡しを受けた段階で引渡しを受けた経済実体は引渡しを受けた商品を契約期間満了又は期間中のイベント開催を待たずに資本関係、経済関係に応じて使用して労働を含む生活上を疎外して資本に転嫁する毎に資本を増殖することができる。商品を引渡した段階で賃貸側において労働の疎外、疎外された労働の資本への転嫁が済み、商品の提供をして現金商品を得て現金商品に価値属性を付与することができるから商品引渡しの段階で収益計上となる。使用する過程に時間という属性を付与して制限を加え、契約終了の段階をもって賃借した経済実体は資本増殖を確定し、経済実体に契約期間満了の段階まで生活過程を売って使用させ資本に転嫁させる毎に資本を増殖させることで労役の提供が完了して現金商品を得て現金商品に価値属性を付与するという過程を踏んで、それを実体あるものと社会に認めさせることに成功しているから、契約期間終了の段階で収益計上とすることが実務上認められている。