収用換地に伴い機械装置の移設が行われた場合、国際金融資本の中央銀行の所有に基づく実体関係による収用が行われ、国際金融資本との資本関係から、引換えに土地が給付され、その土地を生産手段にして、引き続き機械装置を始め固定資本を生産手段にして労働者に貸与して、疎外した労働を資本に転嫁することを余儀なくされたのであるから、移設により、輸送労働、生産労働の過程が短縮、それ以外の労働過程が増大し、疎外された労働の資本に転嫁される割合、数量が増大したとしても、当該移設費は、移設業者から労役の提供があった段階での損金となる。