<p>Lamont Dozierは、1941年6月16日生まれ。

1950年代後半にはRomeosというDoo-wopグループ(Keneeth GambleのRomeosとは別グループ)に参加し、Ty HunterことTyrone Davisと共に、Foxレーベルで、Gone Gone Get Away(Fox 748)、Moments to remember you byを録音する。Gone Gone Get Awayは、rockin’ & Jumpin’なDoo-Wopで、楽器のBasslineは、バードグループのもの。Moments To Remember You Byは、3連Doo-Wopバラードで、Atlamtic Doo-wop specialというアルバムで聴くことができる。そのB面のFine Fine Babyは、ロッキンドゥーワップ。

その後、Ty Hunter,David ruffinが在籍したVoice mastersに加入する。Voice Mastersのメンバーとして、1959年に、Hope And Pray/Oop’s I’m Sorry(Anna 101),Needed/Needed(for Lovers Only(Anna 102)、In Love in Vain/Two Loversを録音し、前者は、1960年代のSupremes他の初期のモータウンソウルに繋がるような曲で、コーラスは、ソウルのコーラスとDoo-wopが入り、バックにはフルートが流れるという曲である。後者は、女性コーラスはゴスペルチックであるが、基本はRokin’ Doo-wopの曲で、ギターのリフはアーリーソウルとなっている曲である。
1960年には、Ty Hunter&VoicemastersのFree(Anna1123)の録音に加わっている。Freeは、フルートが清流から激流に途中変わるアーリーソウルナンバー。

Lamont Anthony名義で、Anna,Checkmateレーベルに録音した後、モータウンにおいてEddie Holland、Brian Hollandと共にライターとして活躍する。Martha &The Vandella’sのCome And Get These Memories、Heat Wave,SupremesのWhy did Our Love Goを始め、多数の曲を書く。彼等のプロモ盤Yesterday,Today・・・(Jobete Music Company 9)もある。

Lamont Dozierは、1968年から、自己のレーベルInvictusでいくつかのアルバムを残している。アルバムLove and Beauty(Invictus KZ-33134)には、クールなノーザンテイストのミディアムナンバーのNew breed kinda woman、イントロがドラムのみで、曲全体で見てもピアノを中心としたシンプルなアレンジでヴォーカルを浮き上がらせたファンキーな曲のDon’t leave meといった曲が含まれる。

1976年に、ワーナーに移籍。Goin’ Back To My Rootsがヒットする。

コロンビア時代にはGospelの要素が強いCool Me Outを含むWorking On Youというアルバムがある。</p>

lamont-dozier-1

A(1)The Picture Will Never Change (2)Why Can’t We Be Lover (3)Don’t Stop Playing Our Song
(4)If You Don’t Want To Be In My Life

B(1)Don’t Leave Me (2)Don’t Leave Me(Inst) (3)New Breed Kinda Woman (4)Enough Of Your Love (5)Sleeping Away

[Discography]

Love & Beauty(KZ-33134)

Out Here On My Own(ABC 804)

Black Bach

Right There

Peedin’ Music On The Side(WB 3039)

Working On You(Columbia 37129)

Lamont(M&M)

Bigger Than Life(Demon 12)