<p>Sam＆Daveの頃に見られたユニットの一つにPic & Billがいる。
テキサスのマイナーレーベルからのアルバム「Thirty Minute of Soul」は、腹の底から伸びやかに歌い、高音のシャウト、ディープなコーラスが加わるAll I want is you、厚みのあるヴォーカルの重ね方、都会的なギターとピアノ、ディープなブラスセクションが見られるJust a tear、悲しげなオルガンに、吠えるようにシャウトするヴォーカルのHow many times、Soul sister, Brown Sugarに通ずるようなヴォーカルの重ね方、力強いシャウトとファルセット、Funkyなオルガンも加わるIt’s Not You、温かみのある南部のバラードのThis is my story、唸るようなヴォーカル、About love～と迫力あるresponse、You’re so fineをハードにしたようなジャンプナンバーのTalk aout loveといった曲からなる。
詳細なデータはないのでわからないが、1曲1曲を聞くと、アルバム発表前のキャリアも相当ありそうである。その後も活動していて、未聴であるが、90年代「テイキンアップ・ザ・スラック」を発表している。</p>
[A](1)Just A Tear (2)How Many Times (3)You Walk So Fine (4)Don’t Leave Me (5)Talk about Love (6)Soul of A Man
[B](1)Something’s Wrong With My Baby (2)It’s Not You (3)This Is My Story (4)All I Want Is You (5)Sad World Without You (6)Gonna Give It to You
