最近ではフリーランスとも呼ばれている一人親方は、請負契約、委任契約の名目で資本との間に契約を結ぶことがある。資本が紙幣発行権、準備金制度の所有関係に基づき、他の経済実体の経済を疎外し、工事をフィクションし、生産関係のある国家に発注させたり、資本関係のあるゼネコンに発注させたりして、国際金融資本との資本関係から一人親方であっても、生産手段が貸与されたりして、資本との間に生産関係が形成され、疎外された労働に応じて、疎外された労働が資本に転嫁されることに応じざるを得ないことがある。生産関係の実体があれば、一人親方であっても労働者と解される。労働過程において事故、病気があれば、資本は賠償する義務があるし、資本が拠出した国庫を原資とした労災も適用されなければならない。