<p>Chi-Litesは、ユージンレコード、マーシャルトンプスン、ロバートレスター、クリーデルジョーンズからなる4人組で、1960年頃シャントゥーズ(Chanteurs)、デシデロズ(Desideros)といったグループのメンバーが集まって1963年にハイライツ(The Hi-Lites)となり、1964年にシャイライツと改名。Marshall ThompsonのいたDesiderosは、1959年に結成されたグループで、1960年に、Reneeから、I Pledge My Love/Flat Foot Charlieをリリースしている(Renee 1040)。I Pledge My Loveは、ニューオリンズピアノをフィーチャーした緩いアーリーソウルで、コーラスパターンは、Contours,Five Dutonesに通ずるものがある。Eugene Record, Robert LesterのいたThe Chanteursは、1958年に結成されたグループで、1963年にVee-Jayから、You’re Got a Great Love/The Grizzy Bear(Vee-Jay 519)。The Hi-Litesは、1964年に、One By One/You Did That for Me(Daran 011)、I’m So Jealous/The Mix Mix Song(Daran 222/Blue Rock 4007)をリリースしている。Chi-Litesに改名してからは、Daranに録音。更に、Daker,Revueで録音した後、Brunswickと契約。先ず、アルバムGive it away、I Like your lovin’を発表し、1970年に(For God’s sake)Give more power to peopleを発表する。同アルバムは、ユージンレコードの重低音のシンセ、清涼感溢れるコーラスとファルセットのゆったりとしたスウィートソウルのHave you seen her、ストリングスとオートワウのアレンジのシカゴのスウィートソウルのYou got me walkin’といった曲を含む。アルバム作品の中では、浮草のように漂うギターアレンジで、ハープもフィーチャーされ、熱っぽくもあるリードの70年代後半の南部のスウィートソウルのOh,Girlを含むI’m lonely oneが個人的にはベストであると思う。1983年には、Changing for Youを含むLP「Bottom’s up」(Larc LR-8103)をリリースしている。1990年には、Anthony Watsonを加えてRe-Unionする。</p>

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