<p>Maurice & Macは、レイディアンツというシカゴで活動するグループに在籍していた二人で、67年から70年にかけて、Chessレーベルで録音し、7枚のシングルを発表する。
二人は、The Trobadorsというグループに参加(レコーディングは無し)した後、the Radiantsのメンバーになる。
the Radiantsのメンバーは、
Maurice McAlister, Wallance Sampson, Jerome Brooks, Elzie Butler, Green Mac McLaurenである。
the Radinatsは、1962年、Father Knows Best/One Day I’ll Show You(Chess 1832)でデビュー。
the Radiantsは、その後、Chessに、1967年まで、9枚のシングルを残す。
そして、前述のように、1967年から、Maurice & Macとして録音を開始する。
かつて、それらの作品を集めた日本編集盤が存在した(P-Vine PLP-6014)。
同編集盤には、オーティスレディングのSecurity、サムクックのCupidあたりに通ずるようなミディアムテンポのジャンプナンバーで、サム&デイヴのような厚みのある掛け合いを見せるシカゴ録音のLet it on me、
マスルショールズ録音の、60年代初頭のファルコンズ、サム&デイヴのGood night babyに通ずるようなディープバラードのYou’re the one、
オーティスレディングのカヴァーで、ニューオリンズサウンドやジョーサイモンの楽曲に見られるようなアレンジで、ミディアムテンポで、歌うYou left the water runnning、
サムクック的な味わいもあるWhy don’t you try meといった曲が含まれている。</p>
[A](1)Oh What A Time
(2)What Am I Going to Do
(3)Lay It on Me
(4)Baby You’re the One
(5)Kick My Cat, I’ll Beat Your Dog
(6)I’m Afraid to Let You Know
(7)But You Know I Love You
[B](1)Try Me
(2)Lean on Me
(3)Why Don’t You Try Me
(4)You’re the One
(5)You Let the Water Running
(6)Love Power
(7)So Much Love