当事業年度において「その他有価証券を期末に時価評価し、その評価益2,000,000円を純資産の部に計上した。翌事業年度には、その他有価証券の評価益1,500,000円を純資産の部に計上した。

(1)当事業年度の処理

税務仕訳

(借)有価証券評価差額 2,000,000 (貸)有価証券 2,000,000

別表四 処理なし。

別表五(一)区分「有価証券」当期の増減の増          △2,000,000

区分「有価証券評価差額」当期の増減の増     2,000,000

(2)翌事業年度の処理

決算上の経理処理

(借)有価証券評価差額 2,000,000 (貸)有価証券 2,000,000

(借)有価証券       1,500,000 (貸)有価証券評価差額 1,500,000

別表五(一)区分「有価証券」期首現在利益積立金△2,000,000

当期の増減の減 △2,000,000

当期の増減の増 △1,500,000

区分「有価証券評価差額」期首現在利益積立金額 2,000,000

当期の増減の減     2,000,000

当期の増減の増     1,500,000