3月決算法人が当事業年度において9月に取得した機械装置(耐用年数10年)の取得価額29,700,000に含めた付随費用の中に
3,000,000円の使途不明金が含まれている。機械装置の損金計上償却費は4,000,000円である。

(29,700,000-3,000,000)×000250×7/12=3,893,750・・・償却限度額

4,00,000-3,893,750=106,250・・・償却超過額

税務仕訳

(借)使途不明金 3,000,000 (貸)機械装置 3,000,000

減価償却費   106,250 (貸)機械装置  106,250

別表四 減価償却の償却超過額 106,250(加算留保)

      使途不明金損金不算入 3,000,000(加算社外流出)

      機械装置認定損  3,000,000(減算留保)

翌事業年度の処理

決算仕訳

(29,700,000-4,000,000)×0.250=6,425,000

減価償却限度額  (29,700,000-3,893,750)×0.250=6,451,562

別表四 減価償却超過額認容 26,562(減算留保)