夫を使用することを通じて妻や子を搾取するのは金融資本家である。にもかかわらず、妻子を所有しない独身者が租税の名目で、金融資本家が搾取の源泉となる現金を負担させられ、金融資本家が、夫と妻子に返還又はリターンの原資を蓄積せざるを得ない金を投融資している。
金融資本家は託児所に投融資をしない。社会福祉はリターンを産まない。女性は生産手段を持たない。就職退職に自由意思はない。金融資本家は、自己の所有物である全ての女を男に貸付け、産んだ子供を、金融資本家自身の所有とする。
金融資本家は、経済によって生存を規定し、女に生存の土台となる給与を与えず、男とセックスせざるを得なくさせ、金のある男に女を貸付け、養育を負担させ、事業を興させ、借入をせざるを得なくする方がリターンの合計が大きくなる。生産関係に過ぎないセックスについて実体のない快楽、本能という属性を与え、童貞諸君に信じ込ませる。性暴力の土台は、生産関係所有関係である。
女や子供と金融資本家の所有関係生産関係に鑑みれば、養育の土台となる金銭を負担するのは、金融資本家である。独身者ではなく、不労により蓄積したオフショア資産と準備金制度を認めさせた中央銀行を所有する金融資本家に養育義務があるのである。独身者の方が結婚している者よりも担税力があるとの方便により、金融資本家の維持運営経費である租税を独身者に負担させるが、オフショア資産や中央銀行の紙幣発行の権利という資産は、独身者の現金資産の比ではない。子供の数が少なくなっても、高齢者を含めた全経済の土台となる現金が不足するなど有り得ないのである。
事業承継する子供、搾取できる子供の数が減少すれば投融資先が減って金融資本家が現金資産を留保し続けることの方便が使うことができなくなり、準備金制度を認めさせた中央銀行が買収されることを受け入れ、産業資本家にならざるを得なくなるから、実体のない少子化のリスクを煽っているのである。