<p>Billy Butlerは、Jerry Butlerの弟であるシカゴのソウルシンガーである。1960年代には、Okehからアルバム「Right tack」を発表。同アルバムは、ベースラインを前面に出したイントロ、five dutonesの曲に見られるようなギターフレーズ、60年代後半のFour tops当たりに見られるようなスタイルの曲のRight track、コーラスとのやり取りを含めサムクック、オーティスレディングの曲に通じるようなテイストのI cant’ work no longerといった曲から構成されている。1972年には、Billy Butler &amp; Infinityとして、アルバムHang up on youを発表。同アルバムは、ギターを弾く音がもの哀しい、ファルセットを前面に出した、中盤以降の盛り上がりが熱いHang up on you、ホーンセッションがモダンなアレンジの、時折テンポを落とし、もの悲しさを見せる、エンディングのオカズもあるI don’t want to loose youといった曲から構成されている。ダンスナンバーを含む1977年のSugar Candy Ladyというアルバムもある。</p>

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