70年代のフィラデルフィアソウルの代表的なグループの1つであるTrampsは、Volcanosをその前身とし、1965年にアークティックレーベルからデビューしている。sの後、Moodsにグループ名を改め、1972年にTrampsとなる。1975年Buddahから発売されたThe Legendary Zing album収録の50年代のCoastereのカヴァー、Penguin at the big apple/Zing went the strings of My heartは、冒頭のカッティングギターから躍動感溢れ、力強いストリングス、張りのある、ときにクレイジーにシャウトするリード、ドゥーワップを織り交ぜたソウルコーラスにBassコーラスが絡む。同アルバム収録のHold back the nightは、ギター、鍵盤を含め、60年代後半のモータウンのような曲で、重厚なコーラスのハーモニーの、FalcpnsのYou’re so fineのようなディープさも併せ持った曲である。 その後もPhiladelphia InterからDisco Champsを発売している。